車に欠かせないもののひとつに、「自動車保険」があります。
いざ事故が起きてしまった時に、自分や同乗者、事故の相手への補償、また大切な愛車を守るためになど、必要不可欠なものですよね。
車社会の現代においては、自動車保険を取り扱う会社は星の数ほど存在しています。
毎日のように、テレビのCM、ネット広告などありとあらゆる媒体で目にすることが多いですよね。
そんな多くの選択肢の中で、みなさんはどのようにして自動車保険を選んでいますか?
安いがゆえに、必要な補償までなくなっては意味がないものです。
あくまでも最適なプランを選びつつ、合わせて節約できたら最高!ですよね。
その結果、保険料をかなり抑えることができたんです。
これから具体的な方法についてお話していきますので、自動車保険を節約したいという方は、ぜひ最後まで読んで下さいね。
自動車保険の内容を説明されてもわからない、、、。
ディーラーがオススメしてきた自動車保険の内容を見て考えないままに
それでお願いします。と言ってしまったら損をしている場合が殆どです。
特に夫婦で車に乗っている場合はなおさらこの傾向が強くなりますよ。
今回綾の車を買い替えるに当たって前回ディーラーに言われるがまま契約した自動車保険も今回は変えようと色々綾が聞きに行った所、綾の友人である美代子のお父さんから自動車保険の一括見積もりサイトを紹介されました。
綾の友人のお父さんが紹介した保険スクエアBangは免許証と保険証券を用意して必要事項を入力するだけで、1週間をメドに無料でメールか郵送で見積もり結果がやってきます。
自動車保険会社15社が競合して見積もりを出すため、市場の競争原理が働いて自然と安くなっていきます。
届いた見積もりの中で一番安い所と契約を巻けばそれで得します。
免許証と保険証券さえあれば入力して1週間後くらいには安くなるかどうか無料で判断できる自動車保険の一括見積もり、
「保険料を安くしたい!」
と言う方はぜひ利用してみてはいかがでしょうか?
目次
自動車保険を節約する方法とは?
人生において高い買い物といえば、みなさんは何をイメージしますか?
大抵は「マイホーム」と答える方が多いようですが、同じように「車」も安い買い物ではないですよね。
そして、冒頭でもお話しましたが、車といえば「自動車保険」が必要不可欠です。
じつは自動車保険も、人生において重要な買い物といえます。
なぜなら車に乗る限り、保険料を一生支払い続ける必要があるからです。
ですが、肝心の保険の内容を正しく把握できていないと、払わなくていい無駄な保険料まで払うことになってしまいます。
その無駄な保障が月2千円かかる場合、年間で2万4千円、10年にもなると約250万円!!もの損をすることになりますよ。
250万あったら車も買い替えれますし、GWや年末年始のハワイに家族3人でも最低4回は行けますよ!
たかが月2000円と侮っていてもダメですよ!
もし今からでも、年間の保険料を少しでも節約できたら、その分をスーパーで買ってくるアメリカ産の牛肉から国産特上ロース肉に変えることだって可能ですよ。
それこそ月2回くらいフランス料理のフルコースを食べに行くことも可能になってきますよ。
内容を見直し、無駄を省くとはいっても、いざ取り掛かろうとするとめんどくさいことが多いですよね。
何せ自動車保険の会社は数が多く、保険自体の内容も複雑で、一体どこから手をつければいいか迷ってしまいます。
そう言うと、そんな手間すら面倒だと感じる方もいるかもしれません。
「節約したいけど、どうしたらいいかわからない。」
「調べていたらめんどくさくなった。」
と言った感じで実際に行動に移せていない方も少なくないのではないでしょうか。
私の場合、今の車をディーラーで購入した際に、一緒に自動車保険も契約しました。
そして、そのまま変更することなく、今日まで来てしまいました。
ですが、友人とのやりとりをきっかけに、思っていた以上に自分の保険料が高いことに気がつきました。
そこで、少しでも節約をできないかと考え、いろいろと調べ始めました。
まずは自動車保険の知識を深めるために、知人の専門家のところに話を聞きに行きました。
そして、その方からいくつかアドバイスをもらいました。
アドバイスによると、節約するためにはまず、以下の3つのポイントに注目するとよいとのことでした。
- 自動車保険の販売店のタイプ
- 不要な補償、重複している補償はないか
- 利用できるのに活用していない割り引き制度はないか
さらに、数多くの中から自分に最適な保険会社を見つけるための、ある便利で手軽な方法についても教えてもらいました。
その詳細について、これからお話していきますね。
自動車保険の満期日がやってくる
子どもが生まれ、大きくなってきたことをきっかけに、車を買い替えようといろいろと調べていた頃のことです。
私のもとに、一通のお知らせが届きました。
真剣に何を考え込んでいるんだ?
ちょっと考えごとしてて。
自動車保険がじきに満期になるから、そのお知らせよ。
新しい車が決まったら、保険はどうするんだ?
今までと同じように、そのまま更新するのか?
そのほうが安心だし、正直違うところを探すのは面倒だと思うんだけど…。
私の場合、現在の車であるSmartを購入してから約7年が経とうとしていました。
その間に雅也と結婚し、涼が生まれるなど、ライフスタイルの変化はありましたが、自動車保険に関しては、Smartを購入したディーラーに勧められたものを、現在でも契約しています。
私とは別に、夫も車を所有しており、私たちは結婚してからも別々の自動車保険に加入しています。
もう少し安くならないかなぁ…。
これ以上安くするのは難しいんじゃないか?
それはわかってるんだけど、雅也の車の保険料とも合わせて、毎月けっこうな出費でしょ。
これから涼の教育費だってかかるし、また子どもも欲しいしね。
いずれはマイホームだって欲しいし。
これからの家計のことを考えると不安なのよね。
やっぱり、雅也のお小遣いを減らすしか方法がないかな…。
それは辛いよ!綾~。
俺のベンツが維持できなくなっちゃう。
でも本当に節約方法を考えていかないと…。
あせらずゆっくり考えたらいいさ。
このときの私は、将来への漠然とした不安はあるものの、そこまで深刻に考えてはいませんでした。
友人との再会
自動車保険の満期日のお知らせがあり、今後のことが少し気になったものの、慌ただしい日々のなかでいつの間にか忘れてしまっていました。
それから数週間後、私は大学時代の親友と久しぶりに会うことになりました。
元気だった?
今日は、涼くんは?どうしてるの?
俺に任せろって、すごくはりきってた。
男のロマンを味わうんだ!と言ってたからどこか連れて行ってるのかもしれないね。
美代子とは、お互い仕事と家庭を両立していて多忙ということもあり、普段なかなか会う機会がありません。
それでも、毎年の年賀状のやりとりや、普段からSNSなどのやりとりをしていました。
私たちはランチをしながら、近況報告などをして盛り上がりました。
綾ってまだあのSmartに乗ってるんだよね?
ほら、私と一緒にディーラーに行って選んだやつ。
だけど、涼が生まれたから、やっぱり手狭になっちゃって。
社会人になって初めて買った車だから、愛着はあるけど、思い切って手放すことにしたの。
私なんて、初めて買った車は早々に飽きちゃって、数年で新しい車に乗り換えちゃったけどね。
中でも気になっているのが、自動車保険なんだよね。
Smartを買った頃からずっと変えてないんだけど、けっこう高くて家計を圧迫してるのよ。
もちろん、定期的に確認した上で、更新はしてるよ。
内容も説明されたけどよくわからなかったからディーラーさんがオススメするものそのまま契約しちゃったし。
それに、独身だった頃は料金的にそんなに気にならなかったし…。
これから死ぬほどお金がかかかるって言うのに、ずいぶん呑気だねぇ。
図星をさされ、私は返す言葉がなくなってしまいました。
美代子と話をしている内にだんだんと気持ちが落ち込んできてしまいます。
美代子は少しあきれたように聞いてきました。
雅也の保険はもう少し高いから、ふたり合わせるとけっこうな出費なの。
それで今までよくやってきたね。
私なんて、その半分くらいの値段だよ!
信じられない…。
そんなに安いなんて、かなり補償を削ってるんじゃないの?
事故のときの対応とか、大丈夫なの??
だいぶ前に一度だけ軽い事故を起こしたこともあったけど、対応もスムーズで特に問題なかったし。
じゃあ、同じ大手の会社なのに何でそんなに差があるのかなぁ…。
そもそも保険料って、何に左右されるんだろう…??
うちは父が保険関係の仕事だから詳しいだけで、私自身はそこまで詳しいわけじゃないんだよね。
さんざん言っておいてごめんね。
今日はもう時間がないから無理だけど、良かったらまた今度うちの実家に来て、父に話を聞いてみる?
こうして私たちは、近日中の再会を約束してこの日は別れたのでした。
友人宅へ訪問する
後日、私は約束通りに美代子の実家を訪ねました。
久しぶりだね。
大学時代、美代子とは特に仲が良く、日常的にお互いの家を行き来していました。
家族ぐるみでの付き合いもあり、美代子のお父さんともすっかり顔なじみとなっていました。
彼女のお父様はいつも優しく穏やかな物腰の方で、緊張せずに話すことができる方です。
よろしくお願いします。
綾ちゃんはもうひとりの娘みたいなものだからね。
保険証券は持ってきてくれたかな?
そう言って、美代子は台所へと消えていきました。
車の保険証券とは、保険契約の内容を証明するものであり、保険会社が作成し、保険の契約者に交付される書面のことをいう。
保険証券には、保険の期間、記名被保険者(主に車を運転する者)、契約自動車、運転者の年齢などの条件、補償内容、事故時の連絡先、保険料の振り込み方法などが記載されている。
注意点としては、保険証券はいざというとき必要になります。
「どこにいったかわからない」「紛失した」なんてことにならないように、普段からしまっておく場所を把握しておくことが肝心になります。
最近はペーパーレスの影響もあり、紙ではなく、インターネット上で発行するWEB証券を扱っている会社もあります。
その場合はスマホでいつでも見れる状態にしておくのがオススメです。
うん、だいたいわかったよ。
やっぱり無駄な部分が多かったりしますか?
ひとつずつ、順を追って話していくからね。
そのとき、お茶を入れに行っていた美代子が戻ってきました。
お父さんの話は役に立ちそうかな?
大丈夫だよ。
ためになると思うよ?
今日は時間があるから聞いてあげる!
こうして美代子も加わり、ふたりで話を聞くことになりました。
自動車保険の基礎知識を学ぶ
いざネットで調べてみても、大量に名前は出てくるけど、どの会社もみんな同じに見えてしまって、どれを選んだらいいかわからないんです。
それに、難しい用語が多いからどうしても苦手意識が出ちゃって…。
今日は「自動車保険の基礎」と「お勧めの節約方法」について簡単に説明するからね。
難しくないから緊張しないで、僕に任せておいてね。
よろしくお願いします。
自動車保険の基礎知識①自賠責保険と任意保険
「自賠責保険(強制保険)」と「任意保険」だよね。
自賠責保険で補償できる部分はほんの一部だから、それを超える部分の補償をするのが任意保険の役割なんだ。
ちなみに、自動車保険といえば、一般的に「任意保険」を指す言葉なんだよ。
だからどんなに家計がきつくても、最低限の任意保険には入っておく必要があるんだよ。
自動車保険の基礎知識②7つの種類
そこから細かく分けると、さらに7種類に分類することができるんだよ。
- 賠償責任保険
- 傷害保険
- 車両保険
補償金額は、契約者が選択できる場合と、始めから固定されている場合とがある。
他人や他人の物を傷つけたときの賠償責任に備える保険のこと。
「対人補償」と「対物補償」がある。
- 対人補償…事故の相手が怪我をした際の治療費や、慰謝料などに備える保険
- 対物補償…事故の相手の車の修理代や、修理期間中のレンタカー代などに備える保険
例えば、5000万円にしても、無制限にしても、じつはかかる保険料にはほとんど差がないんだよ。
事故も程度によって、補償費用がいくらかかるかわからないからね。
例えば、複数の車を巻き込んだ事故とか、起きてしまう可能性だってあるよね。
その場合には億単位とか、とんでもない高額の費用がかかってしまうからね。
次は、傷害保険についてだよ。
自分や同乗者が事故で怪我をしたり、死亡したりしたときに備える保険のこと。
「人身傷害補償保険」「搭乗者傷害保険」「自損事故保険」「無保険者障害保険」の4つがある。
- 人身傷害補償保険…自動車搭乗中の事故で、運転している人や同乗者が怪我をしたとき、または、歩行中・自転車走行中の自動車事故で怪我をしたときに備える保険
- 搭乗者傷害保険…自動車搭乗中の事故で、運転している人や同乗者が怪我をしたときに備える保険
- 自損事故保険…単独の自動車事故で、運転している人や同乗者が怪我をしたときに備える保険
- 無保険者障害保険…自動車保険で怪我をしたり、死亡したにも関わらず、相手が保険に無加入なために、こちらが十分な損害賠償を受けることができない場合に備える保険
ちょっと難しいと思うんだけど、よく見てみて。
「搭乗者傷害保険」は「人身傷害補償保険」と重複しているものなんだ。
だったら「人身傷害補償保険」だけでよくない?
ただ、「人身傷害補償保険」と「搭乗者傷害保険」は保険の支払い額や計算方法が異なっているんだよ。
だから、「人身傷害補償保険」に加えて「搭乗者傷害保険」も加えておけば、さらに補償が手厚くなるという感じかな。
保険会社によっては、両方つけられないところもあったりするんだどね。
もしつけられるなら、ゆとりがある人はつければいいし、節約したい人は重複しないようにすればいいんですね。
これは言われないと気づかないなぁ。
自動車事故により、自分の車が破損したときの修理代などに備える保険のこと。
「一般型」と「エコノミー型」とがある。
また、保険料を抑えるための「免責金額」の設定をすることもできる。
車両保険はつけるかつけないかで、保険料にだいぶ差が出るんだよね?
でも、エコノミー型ってなに??免責金額って??
じつはこの車両保険、保険料を節約する上ではとても重要な要素なんだよ。
ずるい~お父さん~。
あともう少しだけ、自動車保険の基礎について話すから、具体的な節約方法についてはその後に話すからね。
よろしくお願いします。
自動車保険の基礎知識③割引き制度・特約・ロードサービス
自動車保険には、契約者の条件によって、様々な割り引き制度が設けられている。
代表的なものに、以下のようなものがある。
- 運転者の年齢
- 運転者の限定(誰が運転するのか、家族か夫婦かなど)
- 免許証の色(ゴールド免許など)
- 等級(運転者の安全レベル)
- 走行距離
- 車両(高級車、新車など)
- 使用目的(レジャーか通勤通学かなど)
えっと、次は特約についてですね。
基本の補償プランに加えて、特別に付加できるサービスのこと。
代表的なものには、以下のようなものがある。
- 弁護士費用補償特約
- 車内身の回り品特約
- 車両全損時一時金特約
- 個人賠償責任特約
- ファミリーバイク特約
まず、「弁護士費用補償特約」は、「もらい事故」などで弁護士の費用が基本の補償ではまかなえない場合に備えるもの。
「車内身の回り品特約」は、通常の「車両保険」では補償されない、事故によって車内の物品が壊れた際の損害に備えるもの。
「車両全損時一時金特約」は、通常の「車両保険」では補償されない、地震や噴火、津波などの自然災害発生時に巻き込まれて、車が全壊してしまったケースなどの損害に備えるもの。
「個人賠償責任特約」は、契約者とその家族に限り、自動車事故以外で他人を怪我させたり、他人の物を壊したりした際に負う賠償責任に備えるもの。
「ファミリーバイク特約」は、自動車だけでなく、125cc以下のバイクの事故時に補償をしてくれるもの。
それぞれ適応条件や支払額が細かく決められているから、保険会社によく相談したほうがいいよ。
よくわかりました。
重複を避けて無駄を省くっていうことは、節約において重要なことですもんね。
事故対応の他にも、車の運転中のトラブルに使えるサービスのこと。
- キー閉じこみ(車内に鍵を忘れた)
- タイヤのパンク
- バッテリー上がり
- ガス欠
- レッカー移動
などがあり、他にも各会社によって多種多様なサービスがある。
それにまだ、事故対応力とか、他にも比べてみたい重要な項目ってある気がするし。
補償とかサービスが抜群にいいからって、保険料までお手頃とは限らないですし。
僕がこれまで話してきた以外にも、特約やロードサービスはまだまだ他にたくさんあるんだよ。
自分にぴったりと合うサービス内容を、かつどこよりも安い保険料で提供してくれる会社なんて、見つけるのにどれだけの労力を使うんだ!?って話だよね…。
必要なサービスだけを受けたい、だけどお金はなるべくかけたくない…。
こんな我がままを叶えてくれる会社って、どうしたら見つけられるんでしょう?
数が多すぎて途方に暮れてしまいます…。
ぜひ教えて欲しいです!!
そう言うと、美代子のお父さんは最後にとっておきの秘策を教えてくれました。
こうして私は、自動車保険についての有意義な情報をたくさん得て、帰宅の途につきました。
自動車保険の内容を説明されてもわからない、、、。
ディーラーがオススメしてきた自動車保険の内容を見て考えないままに
それでお願いします。と言ってしまったら損をしている場合が殆どです。
特に夫婦で車に乗っている場合はなおさらこの傾向が強くなりますよ。
今回綾の車を買い替えるに当たって前回ディーラーに言われるがまま契約した自動車保険も今回は変えようと色々綾が聞きに行った所、綾の友人である美代子のお父さんから自動車保険の一括見積もりサイトを紹介されました。
綾の友人のお父さんが紹介した保険スクエアBangは免許証と保険証券を用意して必要事項を入力するだけで、1週間をメドに無料でメールか郵送で見積もり結果がやってきます。
自動車保険会社15社が競合して見積もりを出すため、市場の競争原理が働いて自然と安くなっていきます。
届いた見積もりの中で一番安い所と契約を巻けばそれで得します。
免許証と保険証券さえあれば入力して1週間後くらいには安くなるかどうか無料で判断できる自動車保険の一括見積もり、
「保険料を安くしたい!」
と言う方はぜひ利用してみてはいかがでしょうか?
帰宅後、夫に報告をする
すっかり日が傾いたころ、私は自宅に帰ってきました。
午前中に家を出たはずなのに、自分が思っていた以上に、自動車保険の話題にのめり込んでしまっていたようでした。
涼は?ちゃんといい子にしてた?
それで一旦家に帰ったけど昼ごはんもなかなか食べないし、昼寝はしないし、正直こっちが参っちゃったよ。ははは・・・。
今は疲れ果てて寝てる。
よく見ると、雅也の目にはうっすらクマができていました。
髪も服も乱れ、奮戦したあとがうかがえます。
時間くれてありがとうね。
私は貴重な休みを使って協力してくれた夫に、心の底から感謝の気持ちを伝えました。
参考になりそうな話聞けたのか?
あらためて見直せば、かなりの節約ができそうだって確信が持てたよ。
一緒に見て欲しいものもあるの。
夫婦で相談をする
自動車保険の節約ポイント
その日の夜、私は涼を寝かしつけたあと、雅也と一緒にお茶を飲みながら続きを話すことにしました。
すごくわかりやすくて、今までうやむやにしていた部分がだいぶ理解できたよ。
その上で、節約できそうな3つのポイントについてアドバイスしてもらったんだ。
- 自動車保険の販売店のタイプ
- 不要な補償、重複している補償はないか
- 利用できるのに活用していない割り引き制度はないか
①通販型自動車保険と代理店型自動車保険
雅也は「通販型自動車保険」って聞いたことある?
ダイレクト型ともよばれ、代理店を仲介することなく、保険会社と顧客が直接やりとりをするタイプ
- 代理店手数料がかからないため、価格設定が安くなっている
- 書面、電話、インターネットのみで手続きが可能
- ロードサービス(ガス欠、パンク、キー閉じこみ、レッカー移動、トラブル時の宿泊費、交通費など)は、代理店型よりやや劣るものの、近年では少しずつ改善している
- 契約更新の手続きをしなければ、満期とともに契約が終了となる(申し出なくてよい)
保険会社と顧客の間に代理店が入り、仲介をするタイプ
- 代理店手数料(店舗代、人件費など)がかかるため、価格設定は高めになっている
- 対面式で、担当者に直に相談しながら選ぶことができる
- ロードサービス(ガス欠、パンク、キー閉じこみ、レッカー移動、トラブル時の宿泊費、交通費など)は、通販型よりやや充実している
- 契約を終了する場合、担当者にその旨を伝える必要がある
ちなみに、美代子の保険料がだいぶ安かったのは、この「通販型」の自動車保険に加入していたからだったのよ。
俺たちふたりとも、ディーラーにすすめられた代理店型の自動車保険だもんなぁ。
どうりで高いわけだ。
もちろんデメリットもあるから、慎重に検討するべきだけどね。
上手い話には裏がある場合が多いからな。
よーく考えないとな。
雅也はしごく真面目な顔で、確認するように何度も頷いていました。
②不要な補償、重複している補償
だから担当者のいる代理店型の方が、相談できて安心って思っちゃうんだよな。
ただ、昔に比べて最近の通販型はサービスも充実していて、契約内容の相談に応じる無料のコールセンターなんかを併設しているところもあるみたいだよ。
これだったら安心だよね。
中には、加入してる生命保険とか火災保険で対応できる補償がいくつかあって、重複している部分はぜひ削るようにって、アドバイスもらったよ。
他にはいらないものってなかったのか?
それはね、「車両保険」だよ。
それまで受け身な態度で聞いていた雅也が、急に自身に満ちた表情で言いました。
だけどな、車両保険を外すのは…正直俺は気乗りしないな。
だっていつ事故に遭遇して、愛車がぺちゃんこになるかわからないんだから。
ましてや綾は、これから新車を買って乗るところだろう?
でもね、車両保険にも、「つける」「つけない」以外の選択肢があるらしいのよ。
さすがの雅也もそれは知らない知識だったらしく、今度は驚いた表情で聞いてきました。
車両保険には、主に「一般型」と「エコノミー型」の2種類がある。
一般型が幅広い補償に対し、エコノミー型では補償の範囲が狭くなる。
例えば、エコノミー型は単独事故(電柱、ガードレールへの接触など)や自転車との事故、当て逃げなどでは補償されないため、その分、一般型より保険料が割安になる。
エコノミー型は基本的に相手方がはっきりしている自動車同士の事故に対して保証が効くと考えたらわかりやすいです。
免責金額とは、車両保険において車の修理代のうち、保険からではなく自己負担する金額のこと。
加入者で設定金額を選択することができ、免責金額が多い、つまり自己負担金が多いほど、保険料が割安になる。
車両保険は、もちろんがっちりつけるには越したことはないけど、少しでも節約したいならこういうのを考えるのもありかもしれないね。
③利用できるのに活用していない割り引き制度
話を始めてから、気がつくと1時間以上が経過していました。
私は休憩を兼ねてお茶を入れ直し、また続きを話すことにしました。
むしろ、綾の話がだんだんと面白くなってきたよ。
俺ってじつは、節約の才能アリ?(笑)
美代子のお父さんの話によると、私の場合、せっかく利用できる条件があるのに活用できていないものがあるんだって。
雅也の表情は、すっかり好奇心に満ちたものになっていました。
話に興味を示してくれた良かったなと、私は内心ほっとしていました。
家計のやりくりをするのが妻の役目とはいえ、やはり夫の協力なしにはうまくいきません。
心底そう思いながら、私はまた続きを話すことにしました。
運転者を本人と配偶者のみに限定することで、保険料が割り引かれる制度。
一般的には、7~8%割り引きになる場合が多い。
配偶者以外が車を運転し、事故を起こした場合は、補償の対象外になるので注意が必要。
でも、これに関しては、いくら割り引きになるといっても、つけるかどうかは迷っちゃうなぁ…。
だって、うちの親に運転してもらう機会がないとはいえないんだもの。
あまりにも範囲を限定してしまうのも、逆にやりにくくなるよな。
だから、その時々のライフスタイルに合わせて、無理のない範囲で検討すればいいって。
で、次は「おまとめ割り引き」についてね。
これは、ノンフリート等級というしくみが関係しているんだって。
自動車保険には、安全運転のレベル=ノンフリート等級というしくみがある。
ノンフリート等級には、1~20等級までがあり、等級によって保険料の割引き率が異なる。
等級が低いほど保険料が高く、等級が高いほど保険料が安くなっている。
通常、新規で自動車保険に加入した場合は、6級からスタートし、1年間無事故であればそのつど1等級ずつあがっていき、事故で保険を使用した場合は3等級下がるしくみとなっている。(一部例外あり。)
原則として、保険会社を変えた場合でも、ノンフリート等級は引き継ぐことができる。
さらに、家族で車を複数台所有し、同じ保険会社にまとめる場合は、ノンフリート多数割り引き(おまとめ割り引き)が適応される。
家族間の複数の自動車保険において、保険の契約者と保険期間を統一することで割り引きが適応される。
ただし、対象となるのは、「契約者」「契約者の配偶者」「契約者または配偶者の同居している親族」に限られる。
割り引き率は、契約台数と各保険会社によって異なるが、通常1~5%程度となっている。
弁護士費用特約は先ほど説明した通り事故をした時に相手方と折り合いがつかない時に弁護士に仲介してもらって解決する時の費用のことですが、会社によっては夫婦どちらかが弁護士費用特約に入っていたら適用されます。
例えば、夫の保険で弁護士費用特約を入れていて運転範囲を夫婦限定にしている場合で、妻は弁護士費用特約に入っていない場合で妻が事故をした場合、夫の弁護士費用特約を使うことが可能になります。
なので、もしこれが可能な場合は車ごとに設定するのはお金の無駄使いになりますので、夫婦両方入っている場合はどちらか1つにまとめることをオススメします。
※保険会社によって保証が違うこともありますので、事前に確認してくださいね。
俺たち、結婚する前からそれぞれ車を持っていて、一緒になったあとも変わらずそれぞれの保険会社に加入しているからな。
じつは同じところに入ったほうが安かったんだなぁ…それは盲点だった。
私が車を買ったら、雅也の保険会社に入るのもありってことだよね。
そうすれば、割り引きが適応されて保険料が少し値下がりするんだもんね。
満期日も一緒になるし、手続きとかの管理が楽になるメリットもあるよな。
自動車保険の見積もりをとる方法
美代子のお父さんが言うには、私の場合は最大で半額ぐらいになるかもしれないって。
「安くなる」との言葉に、雅也の目がいっそうキラキラと輝きました。
ちなみに、雅也も見直せば安くなる可能性がきっとあると思うよ。
ふたり合わせたら、けっこうな節約になるよね♪
俺の小遣いが減らされずに済むからな。(笑)
というのはまぁおいておいて…で、どこが安くてサービスの良い会社なんだ?
やっぱり大手のA社か?それともB社?
美代子さんのお父さんに、お勧めの保険会社を聞いてきたんだろう?
保険会社は星の数ほどあるんだから。
しかも、保険会社によって、サービス内容も保険料もそれぞれ違うんだよ。
やっぱり一社ずつの見積もりが必要になってくるよね。
それはかなり面倒だなぁ…。
それまで目を輝かしていた雅也が、急に意気消沈していくのがわかりました。
いくら節約のためとはいえ、誰だって手間のかかることは避けたいですよね。
それに関しては、私も雅也と同じ気持ちでした。
それに関しては、美代子のお父さんにとっておきの方法を教わってきたから♪
「お手軽かつ無料で」自動車保険を見つける方法をね!
自動車保険の一括見積りとは?
私は自室から自分のノートパソコンを持ち出し、ダイニングテーブルに置いて起動させました。
そして、あるサイトに接続しました。
よくあるのは、引っ越し会社の料金プランとか。
聞いたことないかな?
最近では、ホテルの料金なんかでもよく宣伝しているよね。
自動車保険でもあるんだなぁ。
あっ、ほら見てみて。
これが「自動車保険の一括見積もり」のサイトだよ。
美代子のお父さんに教えてもらったところなんだけど。
インターネット上にて、複数の自動車保険の会社にまとめて見積もりを請求することができるサービスのこと。
料金はかからず、無料で利用することができる。
- 契約車両の情報(登録年月日、使用目的、年間走行距離、ナンバープレート、現在のノンフリート等級など)
- 契約者、運転者などの情報(氏名、住所などの個人情報)
- 希望する補償内容(補償金額、車両保険、特約など)
などの簡単な項目を入力するだけで、あとは各保険会社からの返信を待つだけとなっている。
入力も思っていたよりも難しくなさそうだし、そこまで時間もかからなさそうだ。
だけど、これだけ個人情報を教えちゃうと、勧誘とかしつこくないのか?
営業の電話とかさ。
俺、過去に引っ越し屋の一括見積もりをやったら、勧誘電話が毎日毎日うるさくてさぁ…めちゃくちゃ嫌な思いしたことあるんだよな。
しかも夜中にかけてきた所があってそこは怒り返したことがあるよ。
よっぽど嫌な思い出なのか、雅也は心底不快そうな表情でつぶやきました。
案内してくれた所は見積もり依頼して1週間位で郵送かメールでくるから、勧誘の電話とかは一切ないんだって。
他に気になるデメリットはないのか?
- 細かい補償の設定ができない
- 見積もりの結果が出るまでに時間がかかる場合がある
そもそも、一番値引きのチャンスがあるのは通販型に変えることだし、細かい補償の設定は後になってからでも相談できるし、時間がかかるとは言っても1週間程度だっていうしね。
これはぜひ試してみる価値があるな!
私は新車が決まりしだい、雅也は次の満期日が近づいたら、その時にまたぜひやってみようよ!
それまで事故を起こさないように、引き続き安全運転を心がけていこうな!
私も早く新しいパートナー(車)が見つかるように、情報収集がんばらなきゃ~♪
こうして私は、自動車保険の節約方法という新しい学びの機会を得て、新車探しに向けてよりいっそう気合を入れ直したのでした。
まとめ
それから数か月後、私はついに念願だった新車の納入日を迎えました。
インターネットや知人などからの情報収集を念入りに行い、実際に何度も試乗をしながら、じっくり吟味をして選んだ愛車です。
そして、同時に、自動車保険の方も新しい保険会社に加入しました。
そして、保険料は当初の予想をはるかに超えて、今までの60%OFF近くになったんです♪
本当にびっくりです!
近々、雅也の車も保険の満期日を迎えるので、一括見積もりサイトを利用して保険料の節約をしようと計画をしています。
- 自動車保険には、「自賠責保険(強制保険)」と「任意保険」の2種類がある
- 任意保険は、大きく分けて3つの補償(賠償保険、傷害保険、車両保険)があり、細かく分けると7つの種類に分類される
- 自動車保険は、7つの種類と各種割り引き制度、特約、ロードサービスなどが組み合わさって成り立っている
- 節約の3つのポイントは、「自動車保険の販売店のタイプ」「不要な補償、重複している補償はないか」「利用できるのに活用していない割り引き制度はないか」
- 自動車保険は「代理店型」より「通販型」の方がかなり割安となっている
- 車両保険には、保険料が割安になる「エコノミー型」や「免責金額の設定」などがある
- 夫婦間の割り引き制度としては、「夫婦限定割り引き」や「ノンフリート多数割り引き」などがある
- 数多くある会社の中から、お得で自分に合った最適な自動車保険を探すには、「自動車保険の一括見積もりサイト」を利用すると良い
- 自動車保険の一括見積もりのメリットは、無料で手間をかけることなく複数の保険会社を比較でき、自分にぴったりの自動車保険を見つけることができること
- 自動車保険の一括見積もりのデメリットは、「通販型自動車保険のみであること」「細かい補償の設定ができないこと」「見積もり結果が出るまでに時間がかかることがあること」などがある
将来への備えにもなり、さらに夫の毎日の励みにもなって一石二鳥です♪
いざというときのために、普段からしっかりと備えはしておきたいですよね。
手頃な価格で、充実した補償内容を選びたいという方。
そんな方はぜひ、自動車保険の一括見積もりサイトを利用してみてはいかがですか?
自動車保険の内容を説明されてもわからない、、、。
ディーラーがオススメしてきた自動車保険の内容を見て考えないままに
それでお願いします。と言ってしまったら損をしている場合が殆どです。
特に夫婦で車に乗っている場合はなおさらこの傾向が強くなりますよ。
今回綾の車を買い替えるに当たって前回ディーラーに言われるがまま契約した自動車保険も今回は変えようと色々綾が聞きに行った所、綾の友人である美代子のお父さんから自動車保険の一括見積もりサイトを紹介されました。
綾の友人のお父さんが紹介した保険スクエアBangは免許証と保険証券を用意して必要事項を入力するだけで、1週間をメドに無料でメールか郵送で見積もり結果がやってきます。
自動車保険会社15社が競合して見積もりを出すため、市場の競争原理が働いて自然と安くなっていきます。
届いた見積もりの中で一番安い所と契約を巻けばそれで得します。
免許証と保険証券さえあれば入力して1週間後くらいには安くなるかどうか無料で判断できる自動車保険の一括見積もり、
「保険料を安くしたい!」
と言う方はぜひ利用してみてはいかがでしょうか?
最近になって、新しい車の購入を考えていたとき、久しぶりに再会した友人から聞いた保険料がとても安くて驚きました。
同じような条件、補償なのに、ずいぶんと値段に差があったんです。