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車の乗り換えを考え始めて色々なディーラーで試乗をしたり、カタログや比較サイトを見て情報を集めたりしている雅也と綾ですが、最終的にどれにするか決め手に欠けているようです。
うーん、色々な車を見てきたけどディーラーに行く度にやっぱり目移りしちゃうな。
雅也みたいなちょっと大きめの車も広くていいし、かといって運転するならコンパクトカーくらいの大きさの方がいいかもしれないし。
綾がほしいって言ってる車って、車種も大きさもバラバラだよね。
しかも今のところディーラーで聞いた話とメーカーのオフィシャルサイトで調べた内容位しか決める材料がないしね。
もう少しカタログに載っている数字をみて比較できるといいよね。
確かに。
でもカタログに載っている色々な数字って、見てもそれが大きのか小さいのか、自分に合っているのかどうかがイマイチわからないんだ。
まぁ、わからないというより実感がわかないという方が正しいかも。
それなら、身近に俺のCクラスがあるじゃん。
Cクラスならいつも乗っているからカタログに記載されているサイズや寸法も実際に乗った時の感覚として判断できるんじゃない。
あ、それ賛成!
ちょっとCクラスのカタログ取ってくるね。
綾の悩みを解決するヒントになるよう、ベンツCクラスの車種ごとのサイズや寸法などカタログに記載されている数字の内容を検証していきましょう。
目次
Cクラスの車種別車体サイズ・寸法について
Cクラスの車体タイプにはセダン、ステーションワゴン、クーペ、カブリオレがあるけど、それぞれの主要な車体寸法を一覧にしたのが下の表だよ。
へー、Cクラスって車種ごとに形は違っているけど外側の車体のサイズはどの車種でもほとんど変わらないんだね。
でも、クーペとカブリオレは後部座席の幅や座席から頭の上の高さがサイズで他の車種よりも若干低めだね。
実際クーペやカブリオレは、そもそもは2人乗りをコンセプトにデザインされている分、後部座席の広さが狭くなっているんだ。
クーペに関しては、セダンと比べても車体の最後尾に向かって緩やかな流線形を描くように低くなっているでしょう。
車幅が全車種共通ならば、車高が低くなる部分を作るために必然的に車内の幅も狭くする必要があるんだよね。
それがクーペの後部座席の高さと幅が他よりも狭くなっている理由だね。
でも、カブリオレは基本的にオープンカーだからあまり高さの影響はないでしょう。
カブリオレも一応デザイン的な理由で後部座席側の車高を低くしているってこともあるけど、実際は屋根を開けたときに屋根を格納するスペース確保の為だろうね。
ホイールベースとトレッドのサイズについて
カタログの車体寸法を見ていると「全長」とか「全幅」って数字は見てすぐ意味がわかるんだけど、「ホイールベース」とか「トレッド(前)」「トレッド(後)」という表記も一緒にあるよね。
これって、どういう意味なのかイマイチ解らないんだよね。
車のサイズを検討するとき重要な項目なの?
ホールベースとトレッド幅の意味
ホールベースっていうのは車を横から見て前輪の中心と後輪の中心を結んだ線の長さなんだ。
因みに前輪の中心から車の一番前までの長さをフロントオーバーハングといい、後輪の中心から車の一番後ろまでの長さをリアオーバーハングっていうんだ。
ホールベースと前後のオーバーハングのサイズとバランスが車全体のデザイン性に関わるだけでなく、直進安定性や車の居住性に大きく影響するんだ。
うん、ホイールベースは理解できた。
それでトレッド幅っていうのは?
トレッド幅っていうのは前輪後輪それぞれの左右にあるタイヤ中心を結んだ長さを言うんだ。
通常、車体重量が前後で違うためカタログには前輪と後輪でトレッド幅を分けて書かれているのが普通なんだ。
因みにトレッド幅も直進安定性やコーナーリング性能に大きく影響しているんだ。
ホイールベースとトレッド幅が性能に及ぼす影響について
ホールベースとトレッド幅が性能に及ぼす影響については、それぞれホールベースを長くした場合、トレッド幅を広くした場合のメリット・デメリットで説明するね。
メリット
- 直進安定性が優れる
- 路面の段差を乗り越えたときに社内に伝わる振動が少ない
- 大きな社内空間を確保できる
デメリット
- 小回りが利きにくくなる
- 上下運動が少なくなるため、車体が低いと段差で車体底面を擦りやすくなる
メリット
- カーブ走行時などで左右への荷重移動量が少なくなるため、コーナリング性能と小回り性能が向上する
デメリット
- 地面に対して踏ん張りが効く半面、直進走行時の安定性は悪化する
逆にホールベースを短くした場合やトレッド幅を狭くした場合のメリット・デメリットは単純にこれの裏返しってこと?
その通り。
メリット・デメリットがわかったところで、参考までに他のクラスのベンツとsmartの4人乗りについてカタログに載っている数字で比較してみようか。
最近の潮流として、ホイールベースは長く、トレッド幅は広く作られている車が多いので基本的の今の車はホイールベースとトレッド幅が「長く広く」なっているんだ。
やっぱりS400 d ロングくらいになるとホイールベースも長いね。
やっぱり、乗っていいてすごく快適なんだろうな。
でも、車体価格を見ちゃうと、とても手を出せるような値段じゃなけどね。
そうそう。
ホイールベースもトレッド幅も理想を追い求めればどんどん車体も大きくなって、大きくなった分車体も重くなるので性能を補うためにより大きなエンジンを積んで・・・
という悪循環が巡り巡って車体価格に跳ね返ってくるということになりかねないんだ。
要は、車を選ぶときは車体全長とホイールベース、トレッド幅のバランスが大切なんだよね。
バランスってどんなことを考えたらいいの?
同じホイールベースの長さでも車体全長に占める割合によっては、コーナーリング性能が変わってくるので例えば
ホールベース÷全長
が、可能な限り大きな数字になるものを選ぶとか、ホイールベースと性能が補完関係にあるトレッド幅との比率
ホイールベース÷トレッド幅
の数字を見て、よりよい直進安定性を望むなら数字が大きい方、逆にコーナーリング性能を望むなら数字が小さい方を選ぶというのも一つだと思うよ。
Cクラスの排気量・エンジン・性能について
車種別・グレード別のエンジン性能比較
他に比較したほうがいい「サイズ」に関わる項目ってある。
サイズって意味では、エンジン性能に関わる部分で排気量や最大出力なんかも見ておくといいんじゃない。
Cクラスの車種別・グレード別エンジン性能を一覧化するとこんな感じかな。
同じ車種でも、排気量が大きい方がより大きなパワーとスピードを出せるってこと?
一概にはそうとも言えないだよね。
CクラスでもC180とC200では排気量はC180の方が大きいけどエンジン性能としてはC200の方がいいんだ。
ほら、最大出力の項目を見るとC180が「115(156)/5,300」、C200が「135(184)/5,800~6,100」って書いてあるでしょう。
う~ん、実は「最大出力:115(156)/5,300」ってどういう意味か解らないんだよね。
そうだよね。
例えば「最大出力:115(156)/5,300」っていうとき、前半の「115(156)」が車のパワーを示すもので括弧内の156って数字がよく聞く馬力を表すものなんだ。
この数字は300kgの人や荷物を積んで走るとしたら空気抵抗等を考えなければ140km/hまでは出せる計算になるんだ。
だから、C200の「135(184)/5,800~6,100」は同じ300kgの重さを積載した状態で、C180の約1.18倍の165km/hまで出せるってことだよ。
前半部分の「/5,300」は回転数を表すもので「5,300」の回転数に達すれば「115(156)」のパワーを出せるという意味なんだ。
だったら、C220 dは「143(194)/3,800」っていうのはもっと少ない回転数でもっと大きな「143(194)」のパワーだ出せるっていことだよね。
わかってきたね~。
より少ない回転数でより大きなパワーが出せるってことはそれだけ燃費もよいということなので合わせてカタログで確認するといいよ。
はーい。
話は戻るんだけど、なんでC180とC200って排気量と最大出力の関係が逆転しているの。
C180とC200のエンジンの違い
C180やC200、C220って名前はもともとそれぞれのエンジン容量がそれぞれ1.8ℓ、2.0ℓ、2.2ℓだったことに由来している名前なんだ。
最近はエンジンのダウンサイジング化が進んでC180も1.6リットルになっているし、C200は「1.5ℓ直列4気筒直噴エンジン+48V BSG」、C220 d は「2.0ℓ直噴ターボBlueTECエンジン」に切り替わったことでより小さなエンジン容量でより大きなパワーを出せるようになったんだ。
Cクラスの居住性について
カタログに書いてある数字の見方はわかったから、雅也のCクラスで実際の数字と乗った時の感覚的な広さを確認してみない。
お、いいね。
じゃあ、さっそく運転席側から見てみよう。
俺、身長が大体173cmあって結構後ろ目に座席をひいているけどこの状態で、背もたれからハンドルの下の部分まで46cmくらい。
大体、小学校の机の幅くらいかな。
ハンドルの上の部分までは、66cmくらいだから大体2ℓのペットボトル2本分くらいの余裕があるね。
背もたれに背を付けてハンドルの一番上の部分を握っても腕がちょうどいい感じに曲がるくらいで、運転しやすい広さが確保されている。
綾くらいの背格好ならもう少し、座席を前にしないと届かないかもしれないね。
そいえば、雅也、助手席も運転席と同じくらい後ろに下げているじゃん。
私が助手席に乗った時、前のスペースもかなり空いていて足を延ばしても十分余裕がある感じだよね。
席の広さも50cmくらい、大体B5の長辺2枚分あるから大人が乗ってもかなり余裕がある作りだよね。
ただ、いつもsmartのっているからちょっと落ち着かないかも。
これだけ運転席を後ろに下げているけど、後部座席の背もたれから運転席の背もたれまでの幅を計ってみると78cmあるね。
新聞紙を横に広げたときの幅よりちょっと短いくらいの広さで、俺が乗ってもひざと前の席の背もたれとの間に10cmくらいあるから全然ストレスないくらい広いよね。
後部座席の幅は実際は140cmくらいかな。
大人3人だと若干窮屈だよね。
真ん中の足元が盛り上がっている部分、予想以上に足の置き場に困るし、やっぱりカタログ通り後部座席も2人がいいかもね。
まとめ
なんかすっかりCクラスのサイズ検証になっちゃったけど、他の車を比較するのにはよかったね。
雅也が乗っているだけあってイメージしやすかったのもあるよ。
- 車体の外側の寸法は車種により大きな違いはなくほぼ一緒
- クーペとカブリオレはデザインを意識した車体形状により後部座席の幅と高さが狭くなっている
- 車の性能を比較するためにはホイールベースとトレッド幅の数字も意識して他の車と比較してみる
- セダンとステーションワゴンはエンジンのダウンサイジングが進み少ない排気量でより大きなパワーを生み出せるようになっている
- Cクラスの後部座席は前の席の幅を広くとったとしても比較的広い空間が確保されている
今回はCクラスのサイズや寸法にフォーカスを当てて検証してみました。
現在、Cクラスに乗っている人はこの数字と他の車を、他の車に乗っている人はその車の数字とこのCクラスの数字や別の車の数字を比較してベストな1台を見つけてくださいね。
「車を乗り替えよう!」
と思った時にまず向かうのはディーラーや販売店へ向かうことが多いですね。
この時みなさんできるだけ「安く買いたい!」と考えますよね。私もそうでした。
ちょうど私の所も妻の綾が「車を買い替えたい!」と言って来た時でもあります。
友人が大事にしていた愛車の引き取り額がタダ同然だったのを聞いたり、私自身買い替えた時に自分で中古車販売店を回っていたのがかなり疲れました。
この友人や私の失敗を教訓にできるだけお得に車を買える方法を事前に調べ、実践した結果、綾も私も満足する買い替えができました。
販売員に言われるままに契約したら絶対に損します。
少し工夫をするだけでお得に買うことができますので、ぜひチャレンジしてみてください。
私が実践した方法についてはこちらで詳しく紹介しておリます。
さらに、綾の車を買い替える時と同じくして行ったのが任意保険の見直しです。
皆さんはディーラーに言われるまま、また保険会社に言われるまま任意保険を設定していないでしょうか?
はっきり言ってそれは損をしていますよ。
本来はどちらか片方だけ入っていたら十分な任意保険を二重に入っていたり、他の保険でカバーできるものに入っていたりと結構無駄なことをしている場合が多くありますよ。
今回、私の友人である美代子のお父さんから任意保険の内容、さらにお得にするやり方について教えてもらうことができました
車の買い替えに合わせて任意保険をいじることは多いので、車の買い替えと一緒任意保険も変更してみてはいかがでしょうか?
どこで損をしているか、さらにお得にする方法についてはこちらで詳しく紹介しております。
一括査定は無料でできますし、さらに自分で持っていく時間と労力がかからないのでその時間で子どもと遊んだり家族サービスをすることも十分できますよ。
実際妻である綾の車も市場競争の原理が働いて下取り価格より22万円高く買い取ってもらえましたし、友人の崇は下取りよりも40万高く買取してもらえたと言ってました。