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雅也はいつものように膝に息子の涼を乗せ、リビングで車の情報を収集していました。
涼は笑いながら小さな手のひらで画面をタッチしました。
これは・・・!?
涼、なかなか男前なブ~ブ~選んだね~。
雅也は涼の頭をなでなでしてあげました。
涼はとてもうれしそうにトミカのミニカーを持って喜んでます。
遊びながら息子の涼が選んだ車は、ベンツCクラスに対抗するLEXUSの「IS」でした。
正しくは「ベンツC350e AVANTGARDE」に対抗した車です。
涼があなたの愛車に近いものを選ぶなんて、よく見てる証拠かしら。
LEXUS自体は逆輸入車なんだし、外車と同じ扱いだからね。
俺たちの子どもが選んだ車を調べてみよう!
と言うわけで、今回はLEXUS「IS」について見ていきましょう。
目次
1999年生まれのスポーティセダン
(公式:LEXUS公式HP 「IS」)
1999年に誕生した「IS」は、欧米展開を見据えて製造されたスポーティセダンです。
輝かしい栄光を数々受賞し、走りの実力、見た目の美しさ、ともに高評価の車です。
欧米で培った実力を身に着け、日本に上陸したのは2005年でした。
2018年から発売13年記念仕様車が販売されています。(2019年5月現在)
堂々としているところが外車そのものだ。
ドイツ車優位市場に挑んだLEXUSの狙い
LEXUSとトヨタがいわゆるグループ会社であることは周知の通りです。
トヨタはすでに世界的に「大衆車」「ファミリーカー」で定着していて、トヨタで高級車に対抗するだけのネームバリューを確立することができませんでした。
極秘会議を重ね、慎重なマーケティングを行って設立されたのが「LEXUS」でした。
当時の事は今でもニュースで取り上げられる事があるわよね。
これで高級車としてようやく定着しはじめたんだ。
でも、ドイツ車の規格・基準に挑むブランドがなくて、欧米諸国のメーカーはあえて競争せず、ドイツ車一人勝ちだったのに対して「待った!!」をかけたのがLEXUSの「IS」だったそうだ。
ドイツ車の一人勝ちを快く思わない人々から、ドイツ車規格の車製造に若きブランドが名乗りを上げたことで、LEXUSはとても欧米諸国から歓迎されました。
その時に新シリーズとして登場したのが「IS」です。
名だたるメーカーがドイツ車規格には手を出さなかったのね。
でも、日本資本のLEXUSはライバルが少ないうえに、トヨタでの先端技術をたくさん持っているから、その点が強みだったわけね。
LEXUS「IS」の由来と、日本展開は?
LEXUSの「IS」はインテリジェント・スポーツ・セダンの「Intelligent Sport」から頭文字をとって命名されました。
LEXUSはの車種名はアルファベット2文字で独特ですね。
トヨタブランドでも日本国内で「アルテッツァ」を前倒し販売し、翌年全く同じボデイを持つ初代「IS」がヨーロッパで発売され、高評価を受けました。
さらに北米でも販売され、高級車LEXUSのエントリーモデルとして認知されていきました。
「欧米至上主義」の中で初代「LS」は手厳しい洗礼をうけた過去があるんだよ。
それを踏まえて、LEXUSは単独首位のドイツ車に挑んで、「アンチドイツ車」の欧米人から人気を得たんだね。
なお、現在は黒くて高級感漂うトヨタ「セルシオ」は3代目を最後に2006年、LEXUS「LS」に統合されました。
トヨタ「アルテッツァ」とLEXUS「IS」、外見は同じでも似て非なるもの
ボディは同じ、生産工場も生産ラインも一緒の二台ですが、実は大きく異なる点があります。
それは、心臓部分である「エンジン」です。
- セダンに2JT-GE搭載車がない
- 名前の由来はイタリア語の「高貴」の意味から
- 2001年、LEXUS「IS スポーツクロス」の日本版「アルテッツァジータ」発表
- 後になってLEXUS「IS」と同様の質感、装備をあしらった最高級仕様車(「L エディション」)を発表し、ラインナップされる
- 直列4気筒(3S-GE)エンジン搭載のスポーツモデルがない
- 日本仕様のアルテッツァよりも品質がLEXUSブランド基準の為、上質な仕上がり
トヨタとしては、同じ名前で、同じブランドで生産した方がコストもかからないでしょうし。
2005年に凱旋帰国したLEXUSは、トヨタの高級車やバージョン違いの車種をより高級感のあるLEXUSに統合させたのもうなずけるわ。
ドイツ車を嫌厭(けんえん)した欧米各国の自動車メーカー
上のグレードとは雲泥の差だけど、憧れのベンツに乗れているからすごく満足しているよ。
ドイツ自動車工業会の基準がすごく厳しいのは知ってるけど、なんで競争相手がいなかったんだろう?
欧州車全般の「車」とは?
欧州車(ヨーロッパ)に求められるもの、それは「使いやすさ」「長寿命」です。
使いやすさとは、車の機能だけでなく常に十分なパワーを発揮できて、ドライバーの意のままに運転できる優れたハンドリングと車体の足回りや小回り、取り回しの良さに、しっかり止まる事が条件となります。
自動車の基本性能を追求していること=使い勝手のよさと認識されています。
近年では燃費やエコにも意識した車も多く登場し、頑丈で壊れにくい長年使えるボディでいることの考え方も技術も変わりました。
フランス、イタリア車の傾向と特徴
この二つの国は非常によく似た傾向があります。
大型サルーンは少なく、小型車が多いことも共通の特徴です。
道路も市街地も石畳でできており、サスペンションが良く動き、路面からの衝撃を吸収するしくみになっています。
これを「ネコ足」と呼んでいます。
おしゃれの国、色彩感覚も敏感な国ですから、デザインの方向性に違いはありますが、それが各国のメーカーの特徴でもあります。
最近の車種はカラフルなのね。
重厚感より、小粋でカジュアルに感じるわ。
独特なデザイン、加速の良さ、高価な車がメインで、日本もたくさんのファンがいることでも知られているね。
イタリアならではのアヴァンギャルドで、どこか知能を持っていそうな生物的な流線形デザインが特徴で、男女どちらが乗っても色気を感じてしまうんだ。
ちなみに公式動画には、目をみはるアヴァンギャルドなライトや、自動収納のリアスポイラーが搭載されていてびっくりしたよ。
イタリアの車は日本でもたくさんオーナーがおり、収集愛好家もたくさんいます。
そのくらい、日本でも愛されている車が多いイタリア車です。
ブレないイギリス車の特徴と傾向
英国紳士として決して譲れないジェントルマンな身のこなし、日本とは違う「ゆとり」のおもてなし、それがイギリスです。
先に紹介した、ファッションデザインの国フランスに比べると、堅実で、質素、それでいて堂々とした紳士的な姿が不変であるという特徴があります。
日本と同じ島国のイギリスは、産業革命と発展を率先してきた国でもあるため、自動車の開発、生産も自国が一番との誇りを持っています。
日本にありそうであまり見かけない、高級車のイギリス車は以下のとおりです
- ロールスロイス・・・運転は運転手さんにお願いしたい車が多数
- ジャガー・・・・・・車のジャガーエンブレムが特徴、最近は無い車も
- ベントレー・・・2019年7月に100年を迎える老舗。堅実な初代スタイルを貫きつつ、最新の技術革新も怠らない
- 英国フォード・・・世界でフォードを現地法人化、日本でもマツダが代理販売していた時代も。英国フォードは産業革命で大衆車を生産することに成功、かつ英国仕様の高級感も追求しつづける
お国柄名がよく出ているし、「車は長持ち、かつ運転しやすいもの」がヨーロッパ的な特徴なのね。
各メーカーとも、本当に他を寄せ付けないような印象が強いわ・・・。
雑誌で「ベンチマークはありません!」と言い切った欧州車のメーカーの言い分が分かる気がする。
ドイツ車の特徴、他国との大きな違い
LEXUS「IS」が堂々と挑戦したドイツ車世界を調べてみよう!
100年以上の心血を注いできた車への概念と、社会背景
歴史の話になりますが、戦前日本と友好国だった経緯がありあます。
車の開発についても、ドイツはどこの国よりも強靭なボディ、早く走れる、壊れにくい物を作る事が急務だったのかもしれません。
各自動車メーカーには当時「博士」と呼ばれる車開発のマイスターが存在していたことは有名です。
現在でも時代の最先端をいくドイツ車の特徴を見ていきましょう。
- 速度無制限道路「アウトバーン」にて安心走行が可能か
制限速度有りのアウトバーンもありますが、サーキット並みのスピードで一般車が走ることを許されている高速道路です。
日本の軽自動車がドイツのアウトバーンにチャレンジしたら、きっと限界が来てしまい、クールダウンさせる時間が必要でしょう。
ドイツ車は200Km以上の走行に耐えうるボディ、エンジン、室内安定性が絶対の基準となっていて、厳しい耐久テストに合格しなくてはなりません。
- 上記の理由から、車高が低めの車が多い
スポーツカーのように、地面に吸い付くような車種が開発される傾向が多いようです。
ミニバンやワゴンタイプが少ないのは、早く走るための空気抵抗を減らすためで高速安定性を重視しています。
- ボディ鋼性
モノコック製造に使用する合板の強度、合板同士の溶接技術の高さ、そして鋼性に真に必要な個所への適切な強化、設計を施す緻密さは日本人職人以上にこだわりがあり、「頑丈で軽い」モデルも多数見られるようになりました。
- ドイツ人の伝統的職人気質
ドイツ人はとにかくこだわりが凄く、部品ひとつでも妥協を許しません。
開発エンジンなど立派な完成品になれば、職人の名前が付けられるくらい高い誇りを持っているのです。
- 近年のドイツ車は内装の質が高い
機能重視で質素な内装だったドイツ車ですが、最近は走りの性能と同時に内装にも力を入れています。
- 「運転する楽しさ」を重視
日本車は「楽に運転する」事を重視しますが、ドイツ車はドライバーが運転する「たのしさ」を求めている為、日本車との運転感覚に差があります。
ドイツ車がそれを実現するために「ハンドル」「レバー」が若干重めに作られており、運転間隔がつかみやすいのでドライバーが「自分が運転している」と体感できるため、それが「運転する楽しさ」になるそうです。
- 車をみれば、どこのメーカーかわかるこだわり
ドイツ車各社はブランド志向が高く、「○○社の△△に似ている」といわれることを嫌います。
デザインを他に真似ることはもちろんご法度、一目でみて「ベンツだ!」「BMWだ!」と言わせるだけのデザインに誇りを持ち続けているのがドイツ車の特徴です。
精密な部品一つ一つはこだわって、大きな車になるのは理解で来たわ。
でも、無制限道路での安定走行距離が200Km超で、維持できるだけの車体を制作する事なんて、他の国では「関係ない」と思われていたのかもしれないわ。
そこにLEXUS「IS」が万を持して登場ってわけね。
不屈の日本魂で挑んだLEXUS「IS」のドイツ車への挑戦状
初代は1999年から2005年、2代目は2005年から2014年(バージョン違い含め通算)と現在の3代目なんだけど、ドイツ車みたいに「ISの何代目だ!」と分かるようにしてあるそうだよ。
さらにマニアの人には、細かい年次改定、非公開のマイナーチェンジで「20××年製だ!」とみたらわかるそうだよ。
愛を感じるよね・・・。
まとめ―LEXUS「IS」が初代から愛される訳とは
(公式:LEXUS公式HP 「IS」)
生産開始から20年、日本での発売開始から13年が経過するLEXUS「IS」は現在、ベンツCクラスの対向車として日本でも奮闘しています。
日本での新車お値段は3種類のエンジンタイプがありますので、それぞれ価格差がありますが以下のとおりです。
- IS300 直列4気筒 2.0L エンジン+インタークーラー付ターボ 471.4万円から(税込)
- IS300h 直列4気筒 2.0L エンジン+インタークーラー付ターボ 516.4万円から(税込)ハイブリット仕様
- IS350 V型6気筒 3.5L エンジン 563.4万円から(税込)
さらに今回は欧州車がなぜドイツ車とは違うコンセプトで車を生産していたのかも調べてみました。
- 欧州車の車のコンセプトはそもそもドイツと異なる
- 各国の特色が全面押ししており、国民もそのスタイルを愛してやまない
- ドイツ車にみられる歴史的な背景と車へのプロ意識の高さ
- ライバルがいないドイツ車市場への日本から刺客がLEXUS「IS」
LEXUS「IS」は、ドイツのアウトバーンを意識している為か、「走る愉快さを徹底的に追及した、インテリジェントスポーツ」がコンセプトです。
見た目の特徴も、皆に見せたくなる「都市を駆け抜けたくなる存在感」としてアピールしています。
高性能で、スポーティな走り、運転者が運転を実感できる仕上がりはドイツ車をライバルにしなかったら開発されていなかったかもしれません。
ぜひ、興味のある方は、本場ドイツに行って速度無制限道路制限アウトバーンでLEXUS「IS」を限界のスピードで走らせてはいかがでしょうか。
ドイツでベンツとLEXUSの乗り比べをするぞ~!
アウトバーンで、安定した俺のドライビングテクニックを見せつけてやるー!!
綾、俺たちはいつか、それも近い将来、ドイツのアウトバーンを走りに行くからな!!
ドライビングライセンスを取得した方が富士スピードウェイとか鈴鹿で楽しめるような気がするし。
私の車の買い替えのために調べていた筈なのに!
もう、放っておこうっと。
お財布大臣の綾は、雅也の妄想に付き合いきれず、放置することにしました。
雅也はひとり、パソコンとにらめっこし、綾の車買い替えにはどこ吹く風で夢のアウトバーンについて調べ続けてました。
「車を乗り替えよう!」
と思った時にまず向かうのはディーラーや販売店へ向かうことが多いですね。
この時みなさんできるだけ「安く買いたい!」と考えますよね。私もそうでした。
ちょうど私の所も妻の綾が「車を買い替えたい!」と言って来た時でもあります。
友人が大事にしていた愛車の引き取り額がタダ同然だったのを聞いたり、私自身買い替えた時に自分で中古車販売店を回っていたのがかなり疲れました。
この友人や私の失敗を教訓にできるだけお得に車を買える方法を事前に調べ、実践した結果、綾も私も満足する買い替えができました。
販売員に言われるままに契約したら絶対に損します。
少し工夫をするだけでお得に買うことができますので、ぜひチャレンジしてみてください。
私が実践した方法についてはこちらで詳しく紹介しておリます。
さらに、綾の車を買い替える時と同じくして行ったのが任意保険の見直しです。
皆さんはディーラーに言われるまま、また保険会社に言われるまま任意保険を設定していないでしょうか?
はっきり言ってそれは損をしていますよ。
本来はどちらか片方だけ入っていたら十分な任意保険を二重に入っていたり、他の保険でカバーできるものに入っていたりと結構無駄なことをしている場合が多くありますよ。
今回、私の友人である美代子のお父さんから任意保険の内容、さらにお得にするやり方について教えてもらうことができました
車の買い替えに合わせて任意保険をいじることは多いので、車の買い替えと一緒任意保険も変更してみてはいかがでしょうか?
どこで損をしているか、さらにお得にする方法についてはこちらで詳しく紹介しております。
一括査定は無料でできますし、さらに自分で持っていく時間と労力がかからないのでその時間で子どもと遊んだり家族サービスをすることも十分できますよ。
実際妻である綾の車も市場競争の原理が働いて下取り価格より22万円高く買い取ってもらえましたし、友人の崇は下取りよりも40万高く買取してもらえたと言ってました。