デリカD:2の評価を調べてみた!実際の評価は良い?悪い?

それは賛成だね。

これから販売される車はどれだけエコにできるかっていうことを競っていくだろうし、地球に優しい車はお財布に優しいことも多いからね。

デリカD:2かぁ。

因みに、オススメの理由は聞いた？

確かにデリカD:2は全部の車がハイブリッドだし、燃費はいいだろうね。

なるほどね。

じゃあ、今日はデリカD:2の評価について見てみようか。

デリカD:2は2011年から三菱自動車が販売しているトールワゴンだよ。

元々は、スズキのソリオのOEMを受けてるんだ。

OEMっていうのは、「Original Equipment Manufacturing」の略で、この場合発注相手のブランドで車を製造することを指すんだ。

かいつまんで言うと、今回の場合はスズキソリオの技術でデリカD:2を作っているっていうことさ。

そうそう。

それで、綾のお友達が言った燃費が良いっていう話だけど、デリカD:2は初代からエコカー減税の対象になっているんだよ。

で、2015年に更に改良が加えられて、今の2代目が発売されたんだ。

2代目は、全部の車がハイブリッドになってるんだよ。

そうだなぁ…、細かい違いは色々とあるけど、大雑把に言うとマイルドハイブリッドシステムはハイブリッドシステムをマイルドにしたもので、燃費を抑えるのはハイブリッドシステム程徹底していない、っていうとこかな。

それじゃ、デリカD:2についての知識も頭に入ったことだし、気になる評価について見てみようか。

先ずは乗り心地を見てみよう。

車はどんなにデザインがかっこよくても、乗り心地が悪かったらどうしようもないからね。

うん。デリカD:2は、見晴らしをよくするためにフロントピラーを細くしているんだ。

フロントピラーっていうのはフロントガラスの両端にある支柱のことだよ。

それは大丈夫。

強度は保ったまま細くしているからね。

しかも、フロントピラーに加えて衝突被害軽減シブレーキステムがあって、2つのカメラで前方にある車や歩行者をとらえてくれるんだ。

そうそう。

衝突する恐れがあると判断すると、ブザー音や表示で警告してくれるんだけど、更に衝突の可能性が高まると、自動でブレーキが作動するんだ。

因みに、衝突する距離によって働くブレーキの強さが違うんだよ。

うん。それと、デリカD:2の全方位カメラパッケージとデリカD:2カスタムは、2018年に自動車アセスメント(JNCAP)でASV+++を取っているんだよ。

自動車アセスメントは、自動車が衝突しそうな時の予防安全についての評価なんだ。

2014年から国土交通省と独立行政法人自動車事故安全対策機構が、車が衝突しそうな場合の予防安全技術について評価を行っているんだ。

その結果をパンフレットを作ってまとめて、インターネットでも見ることができるんだよ。

ASV+++は予防安全評価の最高ランクなんだよ。

凄いでしょ？

そうだね。一歩間違えば事故になるね。

そうだね。

「メーターが分かりづらい」っていうのも人によって気にかけ方が違いそうだな。

他には「バンパーを擦りやすい」っていうのがあったけど…。

う~ん…。これは自分が気をつけるしかないかなぁ…。

でも、なんだかんだ言って普段運転してる時もちゃんと注意してるんだし、それ以上警戒する必要もないんじゃないかな。

何はともあれ、冬はシートヒーターがついて暖かそうだし、概ねドライバーは満足しているっていう感じだね。

そうだね。それじゃ、次は広さについて見ていこう。

これは好意的な口コミばかりだね。

デリカD:2は室内が広いのもセールスポイントの1つなんだ。

そうだね。厳密にいうと室内の長さは2515㎜あって、2019年3月の調査だと、コンパクトワゴンの中では1番長いんだ。

あははは、そうだね。

因みに、デリカD:2はセンターウォークスルーになってるから車内の移動ができるんだ。

外に出なくても後部座席に移動できるんだよ。

シートは、良いっていう人と、あまり良くないっていう人がいるね。

確かに好みの問題だけど、運転となると硬すぎず柔らかすぎずの塩梅が良いんじゃないかなぁ…。

うん。どれだけ荷物を載せるかにもよるね。

でも、ラゲッジルームは開口地上高を低くして荷物の積み下ろしをしやすく工夫しているし、地上高が低い分、たっぷり荷物が詰めるっていう触れ込みだよ。

いや、床下の収納はハイブリッドシステムにはついてないんだ。

例えば、運転席や助手席のトレーやボックス、ドリンクホルダーを始めとして、この他にもショッピングフック、リアドアペットホルダー、シートバックポケットとかとにかく一杯あるよ。

他にも色々あるんだけど、詳しく知りたかったら三菱自動車の公式サイトで確認することができるよ。

次に遮音性についてだけど、これはあまり良くないみたいだね…。

そうだね。あんまりうるさいと運転に集中できなくなるから困るなぁ…。

そうだね。口コミから見る限り、音に関してはちょっとがっかりだね…。

まあ、これについても実際に試乗して確認した方が良いかな。

うるさいって感じる程度も人によってそれぞれだからさ。

次に、走行性の口コミを見てみよう。

ハンドルは、切れがいいけど戻りが悪いっていうことかな。

そんな感じだね。

ハンドルが重いっていうのはデメリットに聞こえそうだけど、そうでもないんだよ。

例えば、高速道路でささっと軽い動作で車線変更とかできないから、かえって慎重な運転になっていい、っていうメリットもあるんだ。

それに、遊びのない不自由さが精神的にも安全運転につながるかもしれないよ。

しっかりハンドルを操作しなくちゃ、ってね。

「高速で走るときのパワーが足りない」っていうのも、裏返してみれば急な加速を抑えるから安全運転につながると思うよ。

デリカD:2だと正式にはアダプティブクルーズコントロールっていうんだ。

アダプティブクルーズコントロールっていうのは簡単に言うと、設定した車間距離を先行車との間で維持しつつ自動で加減速してくれる機能なんだ。

しかも、先行者がいないときは設定した速度で自動で走ってくれるんだよ。

まあ、もっとも車の機能に任せっぱなしはいけないけどね。

それと、「アイドリングから運転モードに切り替わる時静か」ってあったね。

まあね。遮音性が悪いってあったけど、なんでもうるさいんじゃなくて別の面で音が静かなところもあるんだね。

最後に、綾のお友達が勧めていたデリカD:2の燃費の良さについて見てみよう。

うん、ハイブリッドシステムだったら1Lにつき10㎞近く違うから相当燃費がいいのが分かるね。

あははは、そうだね。

それじゃ、燃費の口コミを見てみようか。

概ね満足しているみたいだね。

そうだね。実際はブレーキやを踏む回数や速度によっても違うし、平たんな道、でこぼこ道、エアコンをつけたりと条件が違うと燃費も違ってくるんだ。

それに、日本の車は実燃費がカタログ燃費よりかなり下がるものが殆どだからね。

因みに、高速道路は信号がなくて一定の速度で走ることができるから燃費がいいんだよ。

そうそう、運転してても車が重たくなったなって感じたことない?

人数が多い時とかさ。

うん、そうだね。

そんなに実燃費が違っても満足する人が多いっていうことは、デリカD2はやっぱり燃費がいい車だっていうことだよ。

うん。今度聞いてみたらいいじゃない?

そうだね。綾も

｢デリカD:2に乗ってきたんだよ。｣

って言ったらますます話が弾むかもね。