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最近は国産車でも低速時に自動ブレーキで事故をオートコントロールする「サポカー(セーフティ・サポートカー)」と呼ばれる車が主流になってきています。
この「サポカー」は狭い道や混雑の多い日本では、メーカー自体も「標準装備」や「オプション」などで対応できる車種が多数締めてきています。
また、高齢者の不注意などの不幸な事故が多発しており、サポカーの安全性能をより高めた「セーフティ・サポートS」という踏み間違い加速抑制装置などを取り付けた車も売り出されています。
こういう動きになってきた日本においてMINIは「サポカー」としての能力を発揮するのか?
今回は、MINIの安全性能についてご紹介します。
目次
クラシックMINI(ローバーMINI)
ブレーキ性能面ではどうだったのか?
旧型のMINIは1959年に自動車会社BMC(British Motor Corporation)で生まれました。
その世代のMINIは「クラシックMINI」や「ローバーMINI」と呼ばれ今でも根強いファンが多いです。
当時のブレーキは四輪ドラム式でしたが1984年のモデルチェンジにより、全車種フロントブレーキがディスク式に変更され、雨天時などの制動性能が向上しました。
エアバック登場!
1996年に初めてMINIは運転席側に「SRSエアバック」を全車種に標準装備します。
その時同時に、側面からの事故の時により安全性が担保される「サイドインパクトビーム」が2枚のドアに搭載されました。
さらに事故の衝突時にドライバーや同乗者を守るプリテンショナーが運転席と助手席側に内蔵され、国産車には少し遅れはとるものの、MINIの安全性能は高まってきました。
当然、現行モデルのMINIなどとは安全性能に関しては比べ物にならないクラシックMINIですが、現在もファンは多く中古車市場でも人気は高いです。
1996年以降のMINIはまさにクラッシックという味わい深さや安全性でファンにはオススメの車です。
BMW MINI 〜第1世代、第2世代
1994年、BMW社がローバーグループを買収しMINIの全ての販売権を獲得しました。
そして2001年、BMW MINIが誕生します。
2001年から2009年まで第1世代、2007年から2014年までを第2世代と呼ばれ、2014年から現在は第3世代と呼ばれています。
割と薄い板金だったMINIの躯体はドイツ車らしく強固なものに変更され衝突による安全性もかなり高まりました。
そして、新生MINIは全モデルにABS(アンチロックブレーキシステム)が搭載されているのも特徴です。
でも、第1世代はこの世代から採用されたCVT(無断変速機)のトラブル報告も多く、あまりオススメはできません。
2007年にモデルチェンジされたMINIは第2世代と呼ばれ、大きな変更点はパワーステアリングが採用され、女性のドライバーでも楽に乗りこなせる安全性と快適性を備えたモデルチェンジになりました。
第1世代ではトラブルの多かったCVTが第2世代では一般的な6速ATに変更され、信頼性も向上しています。
MT車では坂道発進時に坂道発進時にブレーキペダルから足を離しても2秒間ブレーキを効いたままにして後ろに下がらない「ヒルアシスト機能」を備え坂道事故での安全性を高めています。
現在の「サポカー」全盛の車からすればまだまだ足りない部分がある第1第2世代のMINIですが、第2世代のMINIは走り・安全性・快適性・中古車市場での価格を吟味すれば予算が少ない購入者には掘り出し物のMINIが見つかるかもしれません。
BMW MINI〜第3世代(現行車)
2014年から現在のMINIは第3世代と呼ばれ特に現行モデルの安全性は、標準で装備されているものとオプション装備で「サポカー」と呼ばれる性能を持った車種と同等の安全性能を引き出させてくれるようになりました。
そのファンに「らしくない」と言われていますが、現在ではやむを得ない事でしょうね
さて、その現行機種にはどんな性能を持った装備でMINIの安全性は高まっているのでしょうか?
MINIには純正で多くのドライバー支援の装備で思わぬ事故を抑止します。
- ドライビング・アシスト
- アクティブ・クルーズ・コントロール(ACC)
- ダイナミック・スタビリティ・コントロール(DSC)
- MINI SOS コール
- クラッシュセンサーシステム
- MINI ヘッド・アップ・ディスプレイ
ドライビング・アシストは、前方にカメラを備え2つ目の目のように危険を監視し、周りを見回すことで全ての状況での危険予知を察知する機能です。
様々なドライバーのドライブ状況を判断し、街中での交通渋滞のような低速走行の場合、ドライビングアシスタントがブレーキを作動させます。
一方、高速走行時には制動距離を短縮できるように、ドライビングアシスタントが先を予測してドライバーのブレーキ操作に備えます。
アクティブクルーズコントロールを作動させれば、前走者との車間距離が一定に保たれます。
もし、衝突事故が起こった場合、クラッシュセンサーシステムが作動しドアのロックを全解錠し、更にハザードを点灯させ、エンジンの暴発を抑止するため燃料ポンプを遮断します。
MINI SOS コールでエアバックが作動するような事故や災害が起こった場合、車両から自動的にSOSコールが鳴り、コールセンターに現場の位置情報や現場状況などの情報を発信し、更に自動で音声接続までしてくれるサービスです。
第3世代のMINIは装備も充実し、安全走行と自己災害による緊急事態に対応できるセーフティカーであると言ってもいいでしょう。
まとめ
今回は新・旧のMINIの安全性について解説しました。
「クラシックMINI」も「BMW MINI」もどちらも遊び心も満載で魅力のある車ですが、やはり安全性については現行機種に軍配はあがります。
- クラッシックMINIの安全性は1996年以降が高い
- BMW MINIの第1世代と第2世代では第2世代が圧倒的に価値あり
- 現在のMINIは「サポカー」と呼ばれるポテンシャルを持っている
歴史と伝統のあるMINIでも、やはり時代と共に大きな変化をしてきました。
しかし、スポーツカーとしての威厳を保ちつつ「ゴーカートフィーリング」を現在の安全性能を担保する開発チームには敬意を払いたいものですね。
「車を乗り替えよう!」
と思った時にまず向かうのはディーラーや販売店へ向かうことが多いですね。
この時みなさんできるだけ「安く買いたい!」と考えますよね。私もそうでした。
ちょうど私の所も妻の綾が「車を買い替えたい!」と言って来た時でもあります。
友人が大事にしていた愛車の引き取り額がタダ同然だったのを聞いたり、私自身買い替えた時に自分で中古車販売店を回っていたのがかなり疲れました。
この友人や私の失敗を教訓にできるだけお得に車を買える方法を事前に調べ、実践した結果、綾も私も満足する買い替えができました。
販売員に言われるままに契約したら絶対に損します。
少し工夫をするだけでお得に買うことができますので、ぜひチャレンジしてみてください。
私が実践した方法についてはこちらで詳しく紹介しておリます。
さらに、綾の車を買い替える時と同じくして行ったのが任意保険の見直しです。
皆さんはディーラーに言われるまま、また保険会社に言われるまま任意保険を設定していないでしょうか?
はっきり言ってそれは損をしていますよ。
本来はどちらか片方だけ入っていたら十分な任意保険を二重に入っていたり、他の保険でカバーできるものに入っていたりと結構無駄なことをしている場合が多くありますよ。
今回、私の友人である美代子のお父さんから任意保険の内容、さらにお得にするやり方について教えてもらうことができました
車の買い替えに合わせて任意保険をいじることは多いので、車の買い替えと一緒任意保険も変更してみてはいかがでしょうか?
どこで損をしているか、さらにお得にする方法についてはこちらで詳しく紹介しております。
一括査定は無料でできますし、さらに自分で持っていく時間と労力がかからないのでその時間で子どもと遊んだり家族サービスをすることも十分できますよ。
実際妻である綾の車も市場競争の原理が働いて下取り価格より22万円高く買い取ってもらえましたし、友人の崇は下取りよりも40万高く買取してもらえたと言ってました。