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ニュースを見てたら昔、スカイラインが大好きなマルオおじさんによく乗せてもらったのを思い出したわ。
「西部警察」の「マシンX」を見て憧れて、スカイライン一筋で。
色んなスカイラインに乗せて貰ったよ。
ドラマの中のスカイラインを見て、憧れた人多いよね。
・・・で、何が大変なの?
おじさんの話題は、昔からスカイラインのことばかりなのよ。
復習しておかないといけないわ。
では、おじさんの到着までスカイラインの愛称や由来、歴史について振り返ってみよう。
「スカイライン」は1957年に初代が誕生してから、2017年に60周年を迎えた、日産の車の中で最も歴史の長い車種です。
今も根強いファンやユーザーがいて、60歳を超えた現在も最も注目される車種の一つといえます。
また、スカイラインには、機種によって愛称があり、当時の人気が伺えますね。
今回は、愛称・由来から名車スカイラインを時代背景とともに振り返ってみます。
(GT-Rについては、GT-Rの由来を参考にして下さい。)
目次
スカイラインの名前の由来は?
スカイラインのルーツは、名付け親である桜井眞一郎氏がこの名を思いついた群馬県草津町にある山小屋「芳ヶ平(よしがだいら)ヒュッテ」です。(名づけの碑があります。)
でも、それだけでなく、より都会的に、大都会のビル群が大空に描く線の意味も含まれているそうだよ。
”山や建物が空に描く線”ってことね。
そう。それに加えてグローバルな視点から、世界のすみずみを表す“地平線”の意味が込められているんだって。
スカイラインの誕生の秘密 スカイラインを開発したエンジニアたちとは!?
スカイラインは、1957年に初代が「富士精密工業」から発売になってるのね。
富士精密工業って、後のプリンス自動車工業なんだって。
この富士精密工業は、2つの飛行機の会社「中島飛行機」と「立川飛行機」がルーツになっています。
どちらも戦中は軍用機を造っていましたが、戦後、GHQから航空機の研究・生産が禁止されたため、クルマ造りに活路を見出した会社です。
中島飛行機
戦中、軍用機約 2万と発動機 3万以上を製作していた中島飛行機は、米軍から目を付けられ、何度も空襲に遭いました。
終戦の翌日に、「富士産業」と改称しましたが、4財閥と共に財閥解体を命じられ、分社化など紆余曲折を経て設立された会社の一つが富士精密工業です。
立川飛行機
戦後の混乱期、連合軍による工場接収で仕事を失った立川飛行機の技術者200名ほどによって、1947年に「東京電気自動車」(1949年にたま電気自動車に名称変更、後にプリンス自動車工業となる)が設立されました。
戦後、連合軍が資源を独占していたため、ガソリンが不足していました。
そのため、電気自動車を造ることを思いついたのです。
東京電気自動車が開発した電気自動車「たま」
引用:Wikipedia
「たま」は日本初の本格的量産電気自動車です。
性能的にも優れていて、最高速度35km/h、航続距離(1回の充電で走る距離)は65kmありました。
のちに改良されて、航続距離を200kmまで伸ばしました。
えぇ!?すごいわ。
最高速度はともかく、航続距離は現代の電気自動車に負けてないわね。
3年間で1000台以上が販売されていたんだよ。
当時、国内で最も優秀といわれた航空機エンジニアたちの魂を感じるね。
スカイラインの愛称と系譜
スカイラインが親しみを込めて愛称で呼ばれるようになったのは2代目S50系からでした。
2代目スカイライン(S50系)(1963年11月~1968年8月) 『羊の皮を被った狼』
引用:Wikipedia
愛称の『羊の皮を被った狼』は、「見かけはおとなしいのに、驚くほど速い車」という意味です。
1964年の第2回日本グランプリで、プロトタイプ・スポーツカーのポルシェGTS904を抜いたという武勇伝があります。
当時、日本製の車の性能は欧米にはまだまだ追い付けないと思われていたにもかかわらず、日本製スカイラインが世界のポルシェを抜き、トップに躍り出たのです。
また1966年にはいわゆる「マイカー元年」を迎え、高度経済成長と自動車価格が安定したことで、クルマは急速に国民の生活に浸透していきました。
3代目スカイライン(C10型)(1968年8月~1972年9月) 『ハコスカ』
引用:Wikipedia
ボクシーなスタイル(箱型)より、『ハコスカ』という愛称がつけられました。
また、有名な「愛のスカイライン」というCMキャッチコピーから『愛スカ』とも呼ばれました。
4代目スカイライン(C110型)(1972年9月~1977年8月) 『ケンメリ』
引用:Wikipedia
『ケンメリ』とはテレビCMに登場していた2人の名前「ケンとメリー」からの愛称です。
CMソング「ケンとメリー~愛と風のように」も、2人が着ていたTシャツも異例の大ヒットとなり、一種の社会現象 となりました。
また、4代目スカイラインのセダンモデル → 4ドアのケンメリ →「ヨンメリ」との呼び方もあります。
1973年10月に第一次石油危機の影響で世界経済は混乱し、市場が大きく落ち込む中、ケンメリは歴代スカイラインの中で最も累計販売台数が多く、約64万台に達しました。
レースで走れば速いし、デートカーとしても人気、さらに「ケンとメリーのスカイライン」の夢のあるキャッチコピーがグッとユーザーの心を掴んで、歴代で一番売れたスカイラインになったんだね。
最盛期では、月に1.4万台を超えるほどの売り上げだったんだ。
5代目スカイライン(C210型)(1977年8月~1981年8月) 『ジャパン』
引用:Wikipedia
「日本の風土が生んだ日本の名車」をアピールした「SKYLINE JAPAN」の広告キャッチコピーから、「ジャパン」の愛称で呼ばれました。
「西部警察」の「マシンX」として有名な車種で、テレビの放送が売り上げに非常に追い風になりました。
1980年には、日本の自動車生産台数が米国を抜いて世界No.1になりました。
6代目スカイライン(R30型)(1981年8月~1985年8月) 『ニューマンスカイライン』 / 『鉄仮面』
引用:Wikipedia
6代目は俳優のポール・ニューマン氏を広告に起用したことから『ニューマンスカイライン』という愛称になりました。
1983年のマイナーチェンジ後はフロントグリルがない、インパクトの強い顔つきから『鉄仮面』と呼ばれるようになりました。(このモデルは一般的に『鉄仮面』と呼ばれています。※写真は「鉄仮面」)
スカイラインを脅かすライバル達!!
どうしてスカイラインは売れなくなったのでしょう?
1980年代には、パジェロ、テラノなどのオフロードSUVが人気になり、また、マークⅡ、クレスタ、チェイサーといった人気セダンも発売になりました。
1990年代には、バネットセレナなどのミニバンも発売になり、随分とユーザーの求める声は多様化し、また、それに応えるべく、クルマの形も多様化していきました。
それまで国内販売のほとんどはセダンタイプの自動車でしたが、ユーザーの好みは小さくても荷物が積めるコンパクトカーや実用的なミニバン、見た目の華やかなSUVへ移っていきました。
もう、デートカーっていう言葉も死語だし。
結婚に漕ぎつけるためにクルマを買う必要もだいぶ少なくなっているね。
今ではもうスカイラインの値段は13代目新車で400万円を超えてるし、とても高額だわ。
2019年9月のマイナーチェンジでは、まず伝統の丸目4灯テールランプを復活しているし、乗り心地とハンドリング性能も磨きがかかってるそうだよ。
今後のスカイラインの動向が楽しみだね。
また、乗せてもらおうっと♪
マルオおじさんからのメール、もう一度読んだら、来る日が来週の日にちになってる!!
まぁ、でも、来週はマルオおじさんとスカイラインの話で盛り上がれそうだね♪
スカイラインの由来・愛称まとめ
スカイラインにとって、現代に吹いている風は追い風ではないのかもしれません。
ですが、戦後の飛行機エンジニアたちの造ったモノづくりの魂は今日のスカイラインに受け継がれてきています。
- スカイラインの由来は「山並みと青空を区切る稜線」
- スカイラインは航空機エンジニアたちの努力の結晶。
- スカイラインの愛称は人気者の証。
- 時代は変わってもスカイラインの「高性能な走り」と「走る楽しさ」は変わらない。
再びスカイラインが皆の夢や希望を乗せて、颯爽(さっそう)と街を走り抜ける、愛されるが故に素敵な愛称がつく、そんな日を待ちたいものです。
「車を乗り替えよう!」
と思った時にまず向かうのはディーラーや販売店へ向かうことが多いですね。
この時みなさんできるだけ「安く買いたい!」と考えますよね。私もそうでした。
ちょうど私の所も妻の綾が「車を買い替えたい!」と言って来た時でもあります。
友人が大事にしていた愛車の引き取り額がタダ同然だったのを聞いたり、私自身買い替えた時に自分で中古車販売店を回っていたのがかなり疲れました。
この友人や私の失敗を教訓にできるだけお得に車を買える方法を事前に調べ、実践した結果、綾も私も満足する買い替えができました。
販売員に言われるままに契約したら絶対に損します。
少し工夫をするだけでお得に買うことができますので、ぜひチャレンジしてみてください。
私が実践した方法についてはこちらで詳しく紹介しておリます。
さらに、綾の車を買い替える時と同じくして行ったのが任意保険の見直しです。
皆さんはディーラーに言われるまま、また保険会社に言われるまま任意保険を設定していないでしょうか?
はっきり言ってそれは損をしていますよ。
本来はどちらか片方だけ入っていたら十分な任意保険を二重に入っていたり、他の保険でカバーできるものに入っていたりと結構無駄なことをしている場合が多くありますよ。
今回、私の友人である美代子のお父さんから任意保険の内容、さらにお得にするやり方について教えてもらうことができました
車の買い替えに合わせて任意保険をいじることは多いので、車の買い替えと一緒任意保険も変更してみてはいかがでしょうか?
どこで損をしているか、さらにお得にする方法についてはこちらで詳しく紹介しております。
一括査定は無料でできますし、さらに自分で持っていく時間と労力がかからないのでその時間で子どもと遊んだり家族サービスをすることも十分できますよ。
実際妻である綾の車も市場競争の原理が働いて下取り価格より22万円高く買い取ってもらえましたし、友人の崇は下取りよりも40万高く買取してもらえたと言ってました。