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老若男女問わず相変わらずの人気を誇るMINIシリーズ。
颯爽と走るスポーティな姿はまさに「ゴーカートフィーリング」であり、パワフルかつスタイリッシュな走りはファンのみならず、通行人まで振り向かせてしまうほどです。
最も「魅力のあるコンパクトスポーツカー」の1台と言っても過言ではないでしょう。
近年ではMINIの人気で中古車市場でも程度のいい車はすぐに売れてしまい、中々自分に合ったMINIを中古車市場で見つけるのは困難と言われています。
そんなMINIですが、「故障が多く、クーラーが効かない」とよく言われていました。
特に第1世代における、CVT(Continuously Variable Transmission)無断変速トランスミッションの故障は重大でエンジントラブルの報告が多くあります。
そして、エンジントラブルは走行中に止まるなどして命に関わる重大な事故に発展することも考えられます。
「走行中にMINIが止まる!?」
こんな事があったら大変です。
さて、今回はMINIのエンジントラブルにスポットを当てて解説しますので、ぜひ最後までお読みください。
目次
MINIのエンジントラブルはどの世代が多い?
1994年、ローバーグループを買収しMINIの全ての販売権を獲得したBMWは、2001年にフルモデルチェンジをした新世代MINIを誕生させます。
その新世代MINIは、旧世代のMINIとの区別する為「BMW MINI」と呼ばれ、現在では第3世代が販売されています。
国産車、外国車に関わらずモデルチェンジに伴い、故障率が改善される傾向にありMINIも例外ではありません。
やはり、2001年から2007年まで販売されたMINIの第1世代が故障率ではTOPになります。
MINIの第1世代は当時採用されていたオートマチックトランスミッションがCVTというトランスミッションが搭載されており、このCVTは「耐久性のないトランスミッション」と呼ばれ走行距離に比例して故障率も高くなります。
MINIの第1世代の故障についてはこちらの記事をお読みくださいね!
そしてエンジントラブルも発生し、キーを回してもエンジンがかからないなどの事例も多発しています。
しかし、世代を追うごとに改善され故障率は圧倒的に下がって来ていますが、第1世代だけではなく、第2世代、第3世代の故障事例も報告されており、やはり機械だけに当たり外れもあるようでMINIも例に漏れていません。
では次は、MINIの考えられる故障事例を具体的に解説します。
具体的な故障例
こちらで紹介する故障事例は何も第1世代MINIだけに起こる故障ではなく、第2世代、第3世代でも故障報告があります。
こういう症状が出ているなと思ったらすぐに点検に出しましょう。
こまめに、ディーラーやよく使うガソリンスタンドで点検してもらうのがおすすめだよ。
燃料ポンプの故障
■症状
- 走行中にアクセルを踏んでも空吹きの様な音がなり失速する
- 発進時回転数が回らずアクセルを踏んでも吹け上がらない
- セルを回してもエンジンがかからずかかったとしてもすぐにエンストを起こす
■修理費
燃料ポンプは修理できず、全て交換になります。
費用は工賃を入れて5万円~10万円ですが、2世代以降のMINIの場合はグレードにより直噴ターボエンジンが搭載されており、この場合インジェクションポンプ(高圧ポンプ)が交換になった場合は最低でも20万の予算は頭に入れて置かなければなりません。
VANOSソレノイドバルブの故障
■症状
- エンジンがかからない
- 走行中ノッキングを起こす
- 急にエンジンが停止する
■修理費
約2万円~3万円で交換できます。
VVT(可変バルブタイミング)はBMW社ではVANOSと呼称します。
オイル交換を怠るとそれが原因で故障します。
こちらも急にエンジンが止まりますので必ず修理しておきましょう。
エンジンオイル漏れ
■原因
考えられるのはヘッドカバーガスケットとオイルフィルターハウジングからのオイル漏れとなります。
ヘッドカバーガスケットはゴムで出来ており、経年劣化で5万kmくらいの走行距離になるとちぎれたりしますのでオイル漏れの原因となります。
オイルフィルターハウジングもエンジンとの接合部分のゴムパッキンの劣化が原因でオイル漏れが起きます。
■修理費
大体1万~5万くらいの予算を見ておけば大丈夫ですが、オイルフィルターハウジングが破損が大きく交換を余儀なくされた場合は20万からの予算を考えておかなくてはなりません。
※エンジンオイルが漏れて走行することは道路交通法違反になりますので必ず修理しておきましょう。
特に直噴ターボを搭載したタイプは交換代が高額なので早く見てもらって見積もりを提示してもらおう!
クーラント(冷却水)漏れ
■原因
エンジントラブルとは少し違いますが、ウォーターポンプやサーモスタットからのクーラント(冷却水)が漏れることが多いです。
原因は、走行中の飛び石などでラジエーターに傷がついたり、経年劣化などでホース・ポンプなどからゴムの劣化が元でクーラント漏れを起こすことが殆んどです。
これを放って置くと、エンジンが冷却されずオーバーヒートを起こしてしまい、ピストンが焼き付くなどの重大な故障に繋がります。
クーラーの結露した水とよく間違えがちなので、もしご自身の車の底から水が落ちているならば匂いや色に注意してください。
ボンネットを開けサブタンクの水量にも注意しましょう。
■修理費
・約2万~5万くらいで修理はできますが、あまりないことですがラジエーター交換になると6万から15万くらいの覚悟をしておかなくてはなりません。
この故障例は第1世代での故障ではなく第2、第3世代のMINIの故障例です。
これらの症例は一例に過ぎません。
お乗りのMINIが変だなと思った場合は、すぐにでも点検に出しましょう。
故障時の対処法
走行中の故障などで急に愛車がストップした場合は命に関わる重大な事故を引き起こしかねません。
対処法を記載しますので慌てず速やかに行動してください。
絶対に道路に出て歩き回らない
特に高速道路での走行中の故障の場合は歩き回らず、必要最低限なことをして車から脱出し、安全な場所まで避難するように心がけましょう。
後続車へ合図しましょう
エンジントラブルの場合は電気系統は大丈夫な事も多いので、必ずハサードランプを点灯しましょう。
安全ならば発煙筒や停止表示器材を設置しましょう。
なお、高速道路上で停止する時は停止表示器材を設置することが義務付けられています。
安全な場所まで避難してから通報
必ず安全な場所に避難した上で電話などで通報してください。
車の中で通報などは大変危険になります。
その際は
- 110番
- ディーラーや購入した中古車販売店など
- 保険会社
- JAF
- ご家族
あまり後続車がない場所でもなるべく警察には通報するようにして、後はご自身が加入されているサービスへの通報をしましょう。
MINI故障事例のまとめ
今回はMINIのエンジントラブルの故障事例について解説しました。
- 第1世代のMINIはトラブルが多い
- しかしエンジントラブルは現行機種にもあるので注意
- エンジントラブルの故障事例
- 故障した場合は必ず安全確認を怠らず
故障原因はオーナーの乗り方にもよりますし、走行距離で経年劣化が原因になることもあります。
MINIは故障が多い車と言われていますが、日頃の愛車のチェックで防げるものもありますので、ぜひお近くのガソリンスタンドで給油の際に点検してもらう癖をつけておきたいものです。
「車を乗り替えよう!」
と思った時にまず向かうのはディーラーや販売店へ向かうことが多いですね。
この時みなさんできるだけ「安く買いたい!」と考えますよね。私もそうでした。
ちょうど私の所も妻の綾が「車を買い替えたい!」と言って来た時でもあります。
友人が大事にしていた愛車の引き取り額がタダ同然だったのを聞いたり、私自身買い替えた時に自分で中古車販売店を回っていたのがかなり疲れました。
この友人や私の失敗を教訓にできるだけお得に車を買える方法を事前に調べ、実践した結果、綾も私も満足する買い替えができました。
販売員に言われるままに契約したら絶対に損します。
少し工夫をするだけでお得に買うことができますので、ぜひチャレンジしてみてください。
私が実践した方法についてはこちらで詳しく紹介しておリます。
さらに、綾の車を買い替える時と同じくして行ったのが任意保険の見直しです。
皆さんはディーラーに言われるまま、また保険会社に言われるまま任意保険を設定していないでしょうか?
はっきり言ってそれは損をしていますよ。
本来はどちらか片方だけ入っていたら十分な任意保険を二重に入っていたり、他の保険でカバーできるものに入っていたりと結構無駄なことをしている場合が多くありますよ。
今回、私の友人である美代子のお父さんから任意保険の内容、さらにお得にするやり方について教えてもらうことができました
車の買い替えに合わせて任意保険をいじることは多いので、車の買い替えと一緒任意保険も変更してみてはいかがでしょうか?
どこで損をしているか、さらにお得にする方法についてはこちらで詳しく紹介しております。
一括査定は無料でできますし、さらに自分で持っていく時間と労力がかからないのでその時間で子どもと遊んだり家族サービスをすることも十分できますよ。
実際妻である綾の車も市場競争の原理が働いて下取り価格より22万円高く買い取ってもらえましたし、友人の崇は下取りよりも40万高く買取してもらえたと言ってました。