インプレッサの雪道走行はいいの?車種と性能を徹底調査!

え?急にどうしたの?

なるほどね。確かに、SUBARUの車は雪に強いって言うけど分からないもんね。

それじゃ、インプレッサが本当に雪道に強いのか調べてみよう。

先ずは、インプレッサがどんな車なのか見ていこう。

インプレッサは、スバルSUBARUが1992年に製造・販売を開始したハッチバック式の車だね。

綾も見たことあると思うけど、最近見かけるのは2016年に販売された5代目なことが多いんだよ。

因みに、インプレッサは大きく分けるとインプレッサスポーツとインプレッサG4の2種類あるんだ。

まあまあ、その2つの違いは後々説明していくからそんなに焦らないで(笑)。

この2つはどっちも人気なんだけど、特にスポーツの方が人気でね。

なんと、「2016-2017日本カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞するほどの人気を誇ってるんだ。

それだけインプレッサが優秀な車だって事だね。

因みに、インプレッサは日本国内だとそこまでメジャーじゃないかもしれないけど、世界で見ると高い人気を誇ってるんだ。

特に北米での需要が増えているみたいだよ。

因みに、綾はインプレッサの名前の由来ってなんだか知ってるかな？

インプレッサっていうのは「IMPREZA」っていう造語から来てるんだ。

元は紋章・金言っていう意味を持つ英語の「IMPRESA」から来てるんだ。

なんかかっこいいよね(笑)。

そうだね。調べて行こうか!

結論から言うと、インプレッサスポーツとＧ４はほとんど違いはないんだ。

意外だよね。でも、本当に違いは殆どないんだよ。

それを見てみよう。

これがインプレッサスポーツだよ。

そうだね。奇をてらわず王道なかっこよさだよね。

それで、こっちがＧ４だね。

これは殆ど正面から見てるから分からないかな…。

しっかり見たら、ボディの形状とか、デザインが違うんだよ。

インプレッサスポーツがステーションワゴンタイプで、Ｇ４はセダンタイプだからね。

ただ、スポーツのワゴンタイプって言っても、スポーティーなインプレッサの特徴を引き継いだからワゴンっぽくはないんだけどね。

それに、デザイン以外にも見た目で違いがあるんだ。

ボティの長さは、スポーツよりＧ4の方が長いんだよ。

そうなんだよね。

他にも、グレードの展開・価格構成・燃費まで全く同じなんだ。

いやいや、そうは言ってもちゃんと違いがあるんだよ。

さっき言った要素は確かに違いはないよ。

でも、スポーツとG4は荷室の使い道が違うんだ。

スポーツとG4の荷室容量はそれぞれ385Lと460Lでね。

一見G4の方が広いから良いんじゃないかって思うんだけど、G4はスポーツと違ってセダンタイプだから、その容量以上のものは積めないんだ。

いやいや、スポーツはシートをしまう事で容量以上のスペースを使うことが出来るんだ。

だから、大きい釣り道具とか、旅行用の荷物とかがいっぱい入るんだよ。

そうそう。しかも、元々そういうアウトドアグッズを出し入れすることが前提に考えられてるから、G4よりも荷物が下ろしやすくなってるんだ。

ただ、G4が悪いってわけじゃないからそこは間違えないでね。

用途が違うだけで、高級感とかを求めるならスポーツよりもG4の方が良いんだよ。

それじゃ、雪道の事について見ていこうか。

早速だけど、綾は何を満たせば雪道が得意って言えると思う？

惜しいね。

雪道に適した車の条件は

• 駆動方式が4WD(AWD)であること
• 車量が重くないこと
• 一定以上の最低地上高があること

って言われてるんだ。

あはは、それを今から見ていくんだよ(笑)。

結論から言うと、インプレッサはスポーツ・Ｇ４のどちらにも4WDがあるからそこは安心して大丈夫だよ。

それは、雪道だと4WDの方が発進する時のパワーが大きいからだよ。

雪道とか凍った道から発進する時は、「タイヤが空回りしちゃって進めない」なんてことがあるんだ。

でも、4WDだったらタイヤが地面をちゃんと捕らえて走ってくれるんだ。

2WDと違って、４つのタイヤのうち１つでも地面を捕らえてくれれば動けるからね。

そう言うこと。次は、重量について見てみよう。

さて、今度は重さなわけだけど綾はインプレッサって重いと思う？

あぁ〜…。車の中でって意味なんだけど…。

だよね。実際にインプレッサの重さはどっちも1,300kg〜1,400kgで、重い方じゃないんだ。

それが重量に関しては難しいんだよね…。

基準がないから、一概に満たしてるとは言えないんだ。

確かに、重い方がパワーは出るから一見その方がいいって思うよね。

でも、雪道とか凍った道だと感性の法則が働いて、ブレーキを踏んだ時にすぐ止まれなくなっちゃうんだ。

それも困るでしょ？

そうそう、だから雪道を走る時は重くない方がいいんだよ。

綾は心配性だなぁ。

それも「シンメトリカルＡＥＤ」を搭載してるから大丈夫だよ。

エンジンやトランスミッションを左右対称に配置して、全部を低い位置に搭載しているんだよ。

簡単に言うと、車両の重量バランスをupさせて、重心を低くしているんだよ。

これのお陰で走行能力も向上してるんだ。

そういうこと、重心が低かったら風の影響も受けにくいからね。

それじゃ、最後は最低地上高だね。

そうそう、雪道で車高が低いと大変なんだ。

具体的に言うと、雪が原因で船みたいに座礁して動けなくなっちゃうんだよ。

うん。亀の子状態って言ってね。

雪が車体を浮かせて、タイヤが空回りしちゃうことがあるんだ。

こうならないようにするためには、車高が高い車を選ぶしかないんだよねぇ…。

一般的には、150mm以上あれば亀の子状態にはなりにくいって言われてるよ。

因みに、インプレッサは130mmなんだ…。

そこだけはネックだよねぇ…。

でも、それ以外の部分で補ってるから雪道でも充分安心して走れると思うよ。

そうだなぁ。こんな感じかな。

まあ、これに関しては簡単な方法なんてないからね。

地道に雪を取り除くしかないんだ。

あるよ。綾もいつか雪道運転するかもしれないし、折角だから教えておこっか。

雪が多いとこじゃないと経験しないようなものもあるからね。

でも、もしかしたらってこともあるし、順番に説明するね。

これは綾でも分かるよね。

してないしてない(汗)。

そうそう、都会でも雨が降ったりした後はスリップしたりするもんね。

一番はやっぱりスタッドレスタイヤにする事かな。

綾も聞いたことあるでしょ？

そうそう、それの事だよ。

ただ、どんなスタッドレスタイヤでも良いってわけじゃないからそこは気を付けてね。

使い古したスタッドレスタイヤだと安全どころか普通のタイヤと変わらないんだ。

具体的に言うと、スタッドレスタイヤ特有の溝がちゃんとある状態じゃないと意味がないんだよ。

これはさっきのスリップにも関係あるんだけど、一応別々に紹介するね。

簡単に言うと、地面が雪とか氷の膜に覆われて滑りやすくなってることを言うんだ。

因みに、こんな感じに種類があるんだよ。

中でもブラックアイスバーンが一番危ないんだよ。

黒い路面が見えたら油断しないようにしないとね。

まあ、豪雪地帯くらいでしかならないだろうしねぇ。

簡単に言うと、雪で視界が見えなくなることだよ。

でも、知っておいて損はないでしょ？

それに、これは車以外でも起こることだしね。

スキーをしに行ったり、雪山にアウトドアに行ったりしてもホワイトアウトしたりするんだよ。

最悪の場合、これで遭難することだってあるんだ。

だから、注意しておかないとね。

さてと、インプレッサと雪道で起こる危険の事も分かったし、最後に雪対策に必要なアイテムを紹介しようか。

最初はこれ、スコップだね。

雪道ってなると雪かきは必要だしね。

それに、もし亀の子状態になった時もないと困るからね。

それと、念のためこれも紹介しとくね。

あれ？なんかさっきより食いつき強いね。

あぁ、綾は寒いの苦手だもんね…。

因みに、こう言う本格的なやつじゃなくても軍手の上にゴム手袋でをするだけでも大丈夫だよ。

簡単に言うと、雪道で動けなくなった時に他の車に助けてもらうためのロープだね。

そうだね。でも、いざって時にないと困るからあったほうがいいんだよ。

雪道ってなるとこれも外せないね。

そう思うかもしれないけど、中にはチェーンしてないと通れない道もあるんだよ。

だから、スタッドレスタイヤをしててもチェーンは持っておいたほうがいいんだ。

意外と知らない人って多いよね。

これは、簡単に言うと雪版の防水スプレーなんだ。

こっちは雪を溶かすのがメインなんだ。

だから、使い分けが出来るんだよ。

ただ、中には解氷スプレーの中にも防水効果を持ってるやつがあるから、使い分けが面倒って人はそう言うのでもいいと思うよ。

インプレッサについて色々見てみたけど、どうだった?

たくさんあったもんね。それじゃあ振り返ってみよっか。

そうだね。なんなら、次の休みにでもインプレッサの試乗に行ってみよっか。