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フランスの自動車メーカー、プジョーが2012年に発売したスーパーミニ「プジョー208」。
「208」はそれまで活躍していた「206」や「207」の後継車として、大きくバージョンアップした車です。
発売以来、ボディの形状はほとんど変わっていませんが、2015年からエンジンターボがより強力になり、走行性能が向上しました。
その性能は「インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー」という、エンジン業界での権威ある賞に4年連続で受賞するなど、かなり高い評価を得ています。
今回、その性能を体感してみたいと思い、プジョー208の試乗に行ってきたので、その時のお話をさせていただきます。
目次
プジョー208の試乗
次の日曜、ちょっと出かけてきてもいいかな?
どこに行くの?
ネットで調べてたら評判がいいんだよ。
(引用:プジョー公式HP)
あら、このタイプは全体的に丸くてかわいいわね。
説明聞いて試乗もさせてもらうけど、夕方までには帰ってくるよ。
しっかり調査してきてよね。
プジョーの販売店へ
日曜日、予約したディーラーへ紺と白を基調としたお店がCafeみたいで雰囲気いい。
今日、プジョー208の試乗の予約をしている、鹿山と申します。
「鹿山様ですね、少々お待ちください。」
席へ通され、出されたコーヒーを飲みながら、モダンな店内をキョロキョロしていると、営業マンの人がやってきました。
わたくし、本日の担当を務めさせていただきます、村山と申します。
今回、ご紹介させていただくプジョーは、Allure(アリュール)の1.2L直列3気筒エンジンになります。
それでは、こちらへどうぞ。
外観
(引用:プジョー公式HP)
これなら日本の細い道路でも乗りやすそうですね。
Bセグメントとはヨーロッパで使われている車の分類方法で、主に車の全長や排気量の大きさで分けられます。
国産車だと「トヨタ・ヴィッツ」、「マツダ・デミオ」、「ホンダ・フィット」などが同じ分類になりますね。
でも、この車はなんだか洗練された高級感のような物を感じるな・・って、分かったような事を言っちゃいましたね(汗)。
よく見ていただくとボディに幾つものラインが入っている事がお分かりいただけるかと思います。
このラインがボディに面を作り出し、表情や高級感を生み出しているのです。
こういう所で違いが出てくるものなんですね。
そんな中で勝ち上がっていくために、プジョーが208の開発にあたってテーマにしたのが「リ・ジェネレーション」(再生)です。
先代の207もいい車でしたが、208は外観、内装、性能、走りなど様々な面で先代を上回るように設計されています。
他のライバル車と比べても決して引けを取らず、むしろ一段格上な車になっているかと思います。
次の内装を見てもらうと更に納得していただけると思います。
内装・座り心地
(引用:プジョー公式HP)
同じクラスの国産車と比べていただいても、明らかに違いがお分かりいただけると思います。
どうぞシートにも座ってみてください。
シート地にはファブリック素材を使用し、座り心地とデザイン、肌触りを両立させています。
また、前モデルの207から座席のデザインも見直して、より体へ負担がかからないよう、ヒップポジションの改良もしております。
小型車ですが、長距離運転も十分に対応出来ますよ。
じゃあ、さっそくですけど走らせてみてもいいですか?
わたくしも助手席でアドバイスをさせていただきます。
いざ、試乗!
エンジン音と遮音性
村山さんを乗せた私は、店の周りを軽く走らせてもらいました。
街中だと、ほぼエンジン音が聞こえてきません。
それに、車本体の遮音性も大きいですね、ボディの軽量化に加え、車のデザインは風切り音を低減できるように設計されています。
また、走行中にタイヤから伝わるロードノイズも極力入ってこないように設計されています。
操作性・走りやすさ
それに・・少し楕円形になってる?
(引用:プジョー公式HP)
例えば、女性ドライバーが市街地で使うには、まさにオススメの車なんです。
もう一つ鹿山様、ステアリング部分からメーター類を見て何か気づきませんか?
(引用:プジョー公式HP)
通常の車はハンドルの中(間)からメーター類を見るのですが、プジョー208はハンドルの上からメーター類を見ることになります。
こうする事で前方と計器類の視線の動きが少なくなり視認性、安全性が向上します。
それから加速ですけど、ちょっと踏み込んでも反応がいいですね、無駄なキックダウンもなく乗りやすいです。
あと、カーブの時にサスペンションが路面に吸い付くような柔らかい感じがします。
これは・・今まで経験ないかも。
悪路やカーブの時に安定して路面をつかめるように、昔から研究をかさねてサスペンションを自社工場で生産しているのです。
プジョーに限らず、フランス車は全体的にサスペンションが柔らかいと言われています。
これは、昔のフランスは道路が石畳の道が多くて、路面がデコボコしているので、それに適応するために今のような形になったと言われています。
左右どちらでも、死角は存在しますから、死角が減るのは良いことですね。
その他の機能
試乗を終えた私たちは、ショールームのテーブルに戻ってきました。
いかがでしたでしょうか?
エンジンは静かで踏めば走るし、ハンドリングはキビキビしてて楽しいです。
それに猫足ですね、許されるなら、もっとコーナー攻めてみたかったです。
シートも固すぎず柔らかすぎず、ちゃんと体を受け止めてくれる感じがしましたね。
今度はプジョー208で遠出とかしてみたいです。
車の方なのですが、他にもご説明できなかった機能が搭載されておりますので、ここでご説明してもよろしいでしょうか?
私が頷くと、村山さんはパンフレットをテーブルに広げました。
- アクティブシティブレーキ
時速5~30kmで走行中に、レーザーセンサーが前方の車両や障害物を感知します。
この時にドライバーが回避操作を行わない場合に、自動的にブレーキを作動させます。
(※作動には一定の条件が必要となりますので、必ず回避するシステムではありません。
また、二輪車や歩行者、小型の障害物などは感知しません。)
- 左右独立調整式オートエアコン
運転席と助手席で、それぞれ温度設定ができるオートエアコンです。
アクティブカーボンフィルターを内蔵しており、花粉や埃を効果的に除去して、臭いも低減してくれます。
また、夜間にはレッドとブルーのイルミネーションで、左右のタッチミスを予防します。
- バックアイカメラ
シフトレバーをバックに入れた際、テールゲートに設置されたアイカメラで車両後方の状況をタッチスクリーンに映し出します。
距離や角度が認識できるガイドラインにより、停車状況の把握が正確になります。
また、リアバンパーに内蔵された超音波センサーによって、車両後方の障害物との距離を検知します。
障害物に近づくと、警告表示と音で注意を促してくれます。
ちなみに、他にはどんなグレードがあるんですか?
グレードとお値段
こちらがその一覧ですね。
村山さんがパンフレットをめくって、グレードと価格のページを見せてくれました。
208 Style 5MT 199万円~
208SIGNATURE 210万円~
208Allure 237万円~
208 GT Line Black Pack 255万円~
(※すべて消費税込み)
雨滴感知式のオートワイパー以外は基本的にマニュアル操作になりますので、オート仕様にしたい場合は追加オプションを付けていただくことになります。
SIGNATUREは、5MTよりも機能や装飾の質が向上した特別仕様となっています。
また、このグレード専用のバッジや、シートにブルーステッチを入れるなどの特別感も演出しています。
Allureは最初からオート機能やオプションが多数ついています。
フロントコーナリングランプや、バックアイカメラなどの安全装備も多くそろえております。
そしてGT Line Black Packですが、こちらはより特別感を演出するよう設計された特別仕様車です。
内装も黒いシートに赤いステッチを施していますので、SIGNATUREよりも高級感やスポーティーさを強く出しております。
よろしければ、こちらで各グレードの見積もりを作ることもできますが?
悩ましいんですけど、一度家に持ち帰ってもいいですか?
また何かありましたら、ご連絡ください。
またのお越しをお待ちしております。
帰宅後
帰宅後、私は妻の綾に今日の試乗で体験したことを話しました。
綾にも是非一度試乗してもらいたいな
プジョー208の乗り心地のまとめ
- プジョー208は、他のシリーズに比べて丸くコンパクトな車体が特徴。
- 外装、内装共に1ランク上の仕上がりになっている。
- 燃費のいいエンジンを搭載し、静かさも向上しスムーズなギアチェンジも可能にしている。
- キビキビとしたハンドリング、「猫足」のしなやかさが面白い。
- また、死角を最小限に抑えるコーナリングランプを搭載。
(グレードによっては有料オプションとなります。)
- このほか、充実した安全機能も備えている。
(ただし、グレードによっては標準搭載されていない機能もある。)
いかがでしたでしょうか?
国産車などの同じクラスの多くの車が、いかに経済的であるかを売りにしている中、プジョー208は「デザインとスタイル」を重視し差別化を図ってきました。
「小さい車で、スタイルにもこだわった車が欲しい。」と言う方は、是非一度プジョー208を試乗してみてください。
その走りの面白さ、リッチな質感、洗練されたデザインは、あなたの生活に充実感をプラスしてくれることをお約束します。
「車を乗り替えよう!」
と思った時にまず向かうのはディーラーや販売店へ向かうことが多いですね。
この時みなさんできるだけ「安く買いたい!」と考えますよね。私もそうでした。
ちょうど私の所も妻の綾が「車を買い替えたい!」と言って来た時でもあります。
友人が大事にしていた愛車の引き取り額がタダ同然だったのを聞いたり、私自身買い替えた時に自分で中古車販売店を回っていたのがかなり疲れました。
この友人や私の失敗を教訓にできるだけお得に車を買える方法を事前に調べ、実践した結果、綾も私も満足する買い替えができました。
販売員に言われるままに契約したら絶対に損します。
少し工夫をするだけでお得に買うことができますので、ぜひチャレンジしてみてください。
私が実践した方法についてはこちらで詳しく紹介しておリます。
さらに、綾の車を買い替える時と同じくして行ったのが任意保険の見直しです。
皆さんはディーラーに言われるまま、また保険会社に言われるまま任意保険を設定していないでしょうか?
はっきり言ってそれは損をしていますよ。
本来はどちらか片方だけ入っていたら十分な任意保険を二重に入っていたり、他の保険でカバーできるものに入っていたりと結構無駄なことをしている場合が多くありますよ。
今回、私の友人である美代子のお父さんから任意保険の内容、さらにお得にするやり方について教えてもらうことができました
車の買い替えに合わせて任意保険をいじることは多いので、車の買い替えと一緒任意保険も変更してみてはいかがでしょうか?
どこで損をしているか、さらにお得にする方法についてはこちらで詳しく紹介しております。
一括査定は無料でできますし、さらに自分で持っていく時間と労力がかからないのでその時間で子どもと遊んだり家族サービスをすることも十分できますよ。
実際妻である綾の車も市場競争の原理が働いて下取り価格より22万円高く買い取ってもらえましたし、友人の崇は下取りよりも40万高く買取してもらえたと言ってました。