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日曜日の午後、雅也と綾はコーヒーを飲みながら気ままなおしゃべりを楽しんでいました。
ねぇ、雅也。私も雅也もドライブが好きじゃない?
こんな気持ちのいい午後のひと時が、そっくり車の中で再現できたらいいのにね。
うん?コーヒーを飲んでおしゃべりっていうことかな?
そんなのすぐできるじゃない。
ううん。それだけじゃなくて、ガタガタこなくて本当のお部屋が移動したみたいにリラックス感がある空間を実現したいのよ。
ガタガタしていたらコーヒーをこぼしそうになるし、手元ばかりに気を取られてしまうでしょ?
そんな車ないかしら?
あぁ、それなら綾がいつか気にかけていたRVRがいいかもしれないよ。
RVRかぁ。かっこいいよね、あの車。
確かに私好みよ。
そういえば、RVRはがっちりしているとも言っていたわね。
そうだね。
じゃ、今日は快適な車内空間に憧れる綾のために、実際のところRVRが乗って満足のいく車なのか、オーナーの口コミを見てみようよ。
そうね。皆どんな所が気に入っていて、どんな所が気に入らないのかぜひ知りたいわ。
目次
RVRってどんな車なの?
先ずはRVRについて簡単に見ておこう。
RVRの初代は1991年に三菱自動車が製造販売していたトールワゴン型の自動車なんだ。
へぇ、確かRVRは「走りやすい車」という意味だったわね。
そうそう。英語のRecreation Vehicle Runnerの頭文字をとったものだよ。
丁度、RVブームが起こっていた真っ最中に発売されたんだ。
走りやすいってことは、使い勝手がよくてオフロードにも強いっていうことよね。
そうだよ。1997年には2代目が発売されたけど、RVブームが過ぎた2002年に一旦生産を終了したんだ。
てことは、今の車は時を経て復活した3代目ということかしら?
うん。3代目は8年後の2010年からコンパクトSUV(スポーツ用多目的車)として発売されたんだ。
なるほどね。それで、グレードはどれくらいあるの?
グレードはMとGの2つだけだからとてもシンプルだよ。
へぇ、沢山ある中から選ぶわけじゃないから比較しやすいわね。
あはっ、そうだね。
じゃあ、RVRについての知識をざっと頭に入れたところで、口コミを見てみようか。
デザイン面の評価は?
まず、エクステリアの口コミを見てみようよ。
そうね。かっこいいって思ってるのは私だけなのかしら?
エクステリアの口コミは?
- かっこいい
- ダイナミックシールドデザインになって、フロントが引き締まった
- ごついけど、三菱自動車らしくて好き
- ずっしりしたデザインでかっこいい
- 派手さがなくシンプルだけど好き
- 際立ってかっこいいとは思わないが、普通でいい
あら、エクステリアは良い口コミばかりだわ。
そうだね。中でも、この「ごついけど三菱自動車らしい」って面白いと思わない?
三菱自動車のイメージって、ごつい車を作るイメージなのかなぁ…?
にしても、ずっしりとか派手さがないとか、なんかよく似た印象よね。
うん。オフロードに強く、質実剛健なイメージを持つ人が多いみたいだよ。
三菱チームがパリ・ダカールラリーへ参加した印象が強いんじゃないかな。
なるほどね。だから三菱自動車ってごつい印象があるのね。
なんだか面白いわ。
でも、フロントのデザインはアウトランダーやギャランフォルティスと同じ北米仕様だからかっこいいんだよ。
そうなのね。
ところで、口コミにあったダイナミックシールドデザインってなぁに?
ダイナミックシールドって言うのは、三菱自動車に取り入れられている車のフェイスデザインなんだ。
RVRでは、2017年2月にマイナーチェンジした時に取り入れたんだよ。
正面から見た時の力強さとパフォーマンスの良さを表現しているんだって。
なるほどね。
RVRは世代を経る毎にかっこよくなり続けているのね。
インテリアの口コミは?
じゃあ、今度はインテリアについての口コミを見てみよう。
- パノラマガラスルーフがあって解放感がある
- シンプルだけど高級感がある
- シンプルでシックなデザイン
- 落ち着いた印象
- シンプルすぎる
- シートのクッションは丁度いい
インテリアについてはシンプルっていうのが共通しているみたいね。
凝ってないのに、いや凝っていないからこそ好意的な口コミが多いのかしら。
かもしれないね。
シートも素材の違いはあるけど、ベースグレードのMはグレーだし、どこまでもシンプルさを追求してるのかもなぁ。
因みに、シートの素材はこんな感じだよ。
- M ファブリック(ハニカム模様)
- G 上級ファブリック(幾何学模様)
- Gオプション コンビネーション
確かにシックですっきりして見えるわねぇ。
これなら確かに地味だと思う人もいるかもしれないわ。
車は一度買ったら長い間使うし、飽きがこなくて丁度いいかもしれないよ。
確かにね。
でも、そのシンプルさがパノラマガラスルーフの解放的な印象も引き立たせていると思うの。
確かに、こてこてしたインテリアだったらそっちに目が行って、パノラマガラスルーフのぱぁっと明るく広々とした雰囲気がかすむかもしれないね。
因みに、パノラマガラスルーフはGだけのメーカーオプションなんだ。
ルーフレールとセットで税込121,000円するんだよ。
そうなの?
じゃあ、Gを選ぶ時はパノラマガラスルーフについても検討しなくちゃね。
でも、パノラマガラスルーフがなくてもRVRのシンプルさは結構俺好みなんだよなぁ…。
そうね。あんまり凝り過ぎてるインテリアは、私としても品がなくて好きじゃないもの。
シートのクッションも丁度いいし、まさにシンプルイズベストだわ。
走行性能の評価は?
次は走行性能を見てみよっか。
まず、加速についての口コミからね。
加速についての口コミは?
- 加速は山道も高速もいい感じ
- 加速が遅い
- 信号待ちの後、発進する時に前の車に置いていかれる
- 上り坂で失速しないように、かなりアクセルを踏まなくてはいけない
- バドルシフトを使うと加速も発進も普通
「加速は山道も高速もいい」という口コミもあるけど、全般的に発進が重いことに対しての不満が多いわね…。
まあ、確かに前の車に置いて行かれると焦るしね…。
時と場合によっては、後ろの車がイライラしてクラクションを鳴らしそうだなぁ…。
それは怖いわね…。
それと、「上り坂でもアクセルをうんと踏まなくちゃ失速する」とあったわね。
うん、普通の車でもオートマチック車は、多少なりとも上り坂では失速するんだけどね。
まあ、どの程度の上り坂のことを言っているかこれだけだと分からないし、試乗して自分の感覚で確かめるのが一番かな。
そうね。踏み込み方の程度も、男の人と女の人では力の入れ具合が違うもの。
ところで、加速についての不満は「パドルシフトを使うと解消する」とあるけど、パドルシフトってなあに?
パドルシフトっていうのは、ハンドルの端についているレバーみたいなスイッチのことだよ。
これを走行中に押すと、速度を変えることができるようになっているんだ。
まるでマニュアル車みたいね。
確かにね。実際、ハンドルから手を離さないで操作できるから便利なんだ。
で、どんな時に使うの?
パドルシフトは素早く加速したいときや、上り坂で速度がダウンしないようにする時に使うのさ。
あぁ、まさに口コミの不満解消の為の装置ね。
うん、ちょっとだけ手間かもしれないけど、加速についての不満は解消するってことだね。
RVRの場合は、6速スポーツモードのパドルシフトになっていて、うまく使いこなせたら滑らかな走りだけじゃなく低燃費にも出来るんだ。
へぇ、あまり使ったことないけどこれから意識するようにするわ。
車にある機能を出来るだけ使いこなした方がお得だもんね。
燃費についての口コミは?
今度は、燃費について見てみよっか。
ただ、RVRの燃費はちょっとややこしいから先に紹介しておくね。
2WD
- JC08モード・・・15.0km/L
- WLTCモード・・・13.8km/L
- 市街地モード・・・10.4km/L
- 郊外モード・・・14.3km/L
- 高速道路モード・・・15.7km/L
4WD
- JC08モード・・・14.4km/L
- WLTCモード・・・12.8km/L
- 市街地モード・・・9.9km/L
- 郊外モード・・・13.1km/L
- 高速道路モード・・・14.4km/L
- ガソリン車としては燃費がいい
- まあ、燃費はこんなもんじゃないかな。
- SUVとしては、かなり燃費がいい
- SUVなのに低燃費で良い感じ
- 燃費がもう少し良くなってほしい
ん〜、良い評価が殆どだけど、微妙な感じの評価も多いわね。
そうだね。普通日本車は実燃費とカタログ燃費が結構変わるものなんだ。
でも、口コミから見ると市街地では1Lに付き9〜12㎞が多い感じだけど、高速でも1Lに付き11〜15㎞って意見が多いから、あまり公式サイトの数字とはかけ離れてないみたいだね。
ふ~ん…。それならそんなに悪くないのかなぁ。
確かに、「こんなものじゃないかなぁ。」って言う口コミもあったし、皆納得の数字みたいね。
にしても、「SUVとしては燃費がいい」って言う口コミもあったけど、SUVって一般的に燃費が悪いの?
そうだよ。SUVは一般の乗用車より重量があるからね。
重いとどうしても燃費が悪くなるのさ。
自分で運転していて、大人数を乗せると一人で運転する時より気のせいか車の動きが鈍いような、そんな感覚ない?
あるある。あぁ、そういう時に燃費が悪くなっているのね。
うん。でも、最近は色々研究されて、SUVでもハイブリッドモデルにしたり、燃費を良くする自動車が発売されてきているんだ。
ふ~ん…。要するに、RVRはガソリン車としてもSUV車としても燃費がいいっていうことなのね。
そうそう。
しかも、これからはもっともっと燃費のいい車が発売されると思うよ。
だって、今は環境に優しい車を競うようになってきているからね。
なるほどね。燃費が良いと環境だけじゃなくて私達のお財布にも優しくなるし嬉しいわ。
あははは、そうだね。
乗り心地の評価は?
最後に、乗り心地について見てみようか。
そうね。快適な車ライフの要は乗り心地だもんね。
安定性についての口コミは?
まずは安定性について見てみよう。
- 安定性は抜群
- 段差による突き上げがあまりなくてソフト
- ドアの厚みもあって安心安全
- ボディ剛性がしっかりしている
- 今までの車に比べて快適
さすが、安定性に定評がある三菱自動車だけあって、安定性は高評価ばかりだなぁ。
まあ、中には「格好は悪いけど、安定性だけはいい」っていう人もいるけどさ。
あら、私はRVRのこととってもかっこいいと思うわ。
私好みよ。
はははは、そうだったね。
で、口コミに「段差による突き上げがあまりなくてソフト」って言うのがあるよね。
これは実際、試乗記に「RVRは、路面のわだちが深くてもそのまま直進する安定性がある」って書いてあったから間違いないと思うよ。
へぇ、そうなんだ。
「ドアの厚みもあって安心安全」ともあるし、安全性も評価されているのね。
そうだよ。安心安全と言えば、「ボディ剛性がしっかりしている」ともあったね。
RVRのボディは三菱自動車オリジナルのRISE(ライズ)という衝突安全強化ボディで、全方向からの衝突に対応したボディなんだ。
へぇ、ますます嬉しいわね。
もちろん安全運転はするけど、不慮の事故っていうのはあるもんね。
その時にダメージが少しでも軽減されるのはありがたいわ。
俺もそう思うよ。
じゃあ、今度は視界について見てみようか。
視界についての口コミは?
- 前方は見晴らしがいい
- 大きいヘッドレストだから後方の視界が悪い
- ドアミラーは大きいのに死角が多い
「見晴らしがいい」と気持ちがいいし、安全確認もしやすいわよね。
そうだね。
因みに、RVRはヒップポイントを高くして、ボンネットフードを前傾させているんだ。
だから、見晴らしがいいだけじゃなくて乗り降りも簡単なんだよ。
ふ~ん。乗り降りするときにあまりしゃがまなくていいなら、腰痛持ちの人は助かるわね。
うん。にしても、「大きいヘッドレストのせいで、後方視界が悪い」ってあるけど、大きいヘッドレストねぇ…。
確かに、背が低い人が運転するってなると邪魔になりそうかな…。
でも、座高の高さは人によって違うから、後方視界の見え方は人それぞれじゃないかな。
それに後部座席のリクライニングを調整すれば、見えるようにならないかしら?
実はそのことだけど、残念ながらRVRは後部座席のリクライニングは出来ないんだ…。
あら、それは残念ね…。
まあ、それでもやっぱり試乗する時はチェックして確認した方がいいわね。
程度の基準は人それぞれだし、「この程度なら充分大丈夫」っていう人もいるだろうし。
そうだね。それともう1つ、「ドアミラーは大きいのに、死角が多い」っていう口コミもあったね。
これはどういうことかしら?
RVRのような車高が高いタイプの車は、車の周辺が死角になりやすいんだ。
それでじゃないかな。
あぁ、なるほどね。
車に近ければ近いほど見えにくいもんね。
頭が窓に届かない小さな子どもが近くにいたら危ないわ。
だから発進する時は、ドアミラーでカバーしきれない位置に子どもとかがいないかどうか注意しないとね。
最も、どの車だってこういう注意は必ずしないといけないんだけどさ。
そうね。これからは、より念入りに確認するようにするわ。
俺ももっと気をつけるよ。
それじゃ、最後に後部座席の乗り心地について見てみようか。
後部座席についての口コミは?
- 後部座席のリクライニングができない
- 後部座席足下が狭い
- 後部座席は最低限の広さを保っているからいい
- 後部座席そのものは広くて荷物をたくさん積める
あれっ、「後部座席のリクライニングができない」があるわね。
リクライニングについてはやっぱり不満として出てるのね…。
そうだね。実際、腰痛持ちの人とかはきついと思うよ。
このことについての口コミは結構あったしね。
シートのクッションは丁度良かったのに残念だわ…。
後は足元とか広さ関連みたいだけど、そういうのは個人の感覚によって評価が違ってくると思うのよね。
体が大きい人が乗れば狭いだろうし、体の小さい人が乗ればそれなりに感じるかも。
確かにね。
「後部座席そのものは広い」っていうのも、足下さえ窮屈でなければ十分満足出来るんじゃないかな。
私もそう思うわ。
ところで、後部座席にも荷物はもちろん積めるんだけど、RVRは沢山荷物を積みたい人のために、ラゲッジルームのスペースを確保する独自の工夫もしているんだよ。
へぇ、例えばどんな工夫?
うん。例えば、ラゲッジルームのフロア下にもラゲッジアンダーボックスを設置して収納スペースを作っているんだ。
それはいいわね。
ところで、後部座席そのものはリクライニングができないにしても、倒すことはできるんでしょ?
できるよ。後部座席に何人乗っているかによって、画像のように片側の座席を倒したり、両方の座席を倒してシートアレンジすることができるんだ。
- ラゲッジルームと後部座席のアレンジ
- 後部座席を倒した時の寸法
なるほど。じゃあ、私だったらいっぱい荷物を積み込みたいな。
動く部屋にするには、細々としたものも置いておきたいし。
おいおい。あくまでこれは車の中で、家の中の話じゃないんだからね。
あははは、そうでした。
ちゃんと運転関係のものも置くようにしないとね。
RVRの評価のまとめ
いかがでしたか?
RVRはあなたの思った通りの車でしたでしょうか?
ここでRVRの評価についてまとめておきましょう。
- エクステリアは、かっこよくてごつごつした印象
- インテリアは、シンプルで落ち着いた印象だが、それ故に物足りないと感じる人もいる
- 加速は山道も高速もいいが、上り道は苦手
- 燃費はガソリン車としてもSUVとしても良好
- 乗った際の安定性は抜群で、ボディ剛性も充分
- 乗った際の視界は見晴らしがいいが、後方の視界は悪い
- 後部座席は足下が狭いが、後部座席そのものは広くて荷物をたくさん積める
見返してみると、概ね好意的な評価が多かったような気がするな。
そうね。安定性は抜群みたいだから、動く部屋としては合格かな。
まだ言ってるの!?
えへっ。でも、口コミは参考にはなるけど、自分が運転すると感触も微妙に違うと思うの。
近いうちに私たちも試乗してみない?
そうだな。じゃあ、今度時間ができたら販売店へ行ってみようか。
そうね。その時が楽しみだわ。
「車を乗り替えよう!」
と思った時にまず向かうのはディーラーや販売店へ向かうことが多いですね。
この時みなさんできるだけ「安く買いたい!」と考えますよね。私もそうでした。
ちょうど私の所も妻の綾が「車を買い替えたい!」と言って来た時でもあります。
友人が大事にしていた愛車の引き取り額がタダ同然だったのを聞いたり、私自身買い替えた時に自分で中古車販売店を回っていたのがかなり疲れました。
この友人や私の失敗を教訓にできるだけお得に車を買える方法を事前に調べ、実践した結果、綾も私も満足する買い替えができました。
販売員に言われるままに契約したら絶対に損します。
少し工夫をするだけでお得に買うことができますので、ぜひチャレンジしてみてください。
私が実践した方法についてはこちらで詳しく紹介しておリます。
さらに、綾の車を買い替える時と同じくして行ったのが任意保険の見直しです。
皆さんはディーラーに言われるまま、また保険会社に言われるまま任意保険を設定していないでしょうか?
はっきり言ってそれは損をしていますよ。
本来はどちらか片方だけ入っていたら十分な任意保険を二重に入っていたり、他の保険でカバーできるものに入っていたりと結構無駄なことをしている場合が多くありますよ。
今回、私の友人である美代子のお父さんから任意保険の内容、さらにお得にするやり方について教えてもらうことができました
車の買い替えに合わせて任意保険をいじることは多いので、車の買い替えと一緒任意保険も変更してみてはいかがでしょうか?
どこで損をしているか、さらにお得にする方法についてはこちらで詳しく紹介しております。
一括査定は無料でできますし、さらに自分で持っていく時間と労力がかからないのでその時間で子どもと遊んだり家族サービスをすることも十分できますよ。
実際妻である綾の車も市場競争の原理が働いて下取り価格より22万円高く買い取ってもらえましたし、友人の崇は下取りよりも40万高く買取してもらえたと言ってました。